ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

20年度第2回試験の傾向~その1

今回は、9月に開催された試験の総評をしたいと思います。
その第一弾としてまずは学科編です。

いつもどおり基本事項を問う問題や、過去の類似問題は当然出題されていました。
また、新しいモノ好きのFP試験ならではの改正に関する問題もチラホラと見られます。

しかし・・・以前と傾向が変わってきているな~と感じます。
理由は、より実践的な問題が少し増えている気がします(学科試験なのに・・・)。

以前は、基礎知識を問う問題ばかりでしたから、テキストに掲載されていることを
しっかり暗記すれば高得点できるような問題ばかりでしたが、実技試験に出題される
ような問題が学科試験にも増え、身に付けた基礎知識がどれぐらい実践的に応用できるかという観点からの出題が見受けられます。
(FPを仕事としている者から言わせればいい傾向だ!)。

と言っても、6割得点できれば合格できるんですから、過去問題を繰り返し解く、
基礎知識をしっかり暗記するといった従来の試験対策を万全に行った受検生は
合格できたのではないでしょうか。

でも、改めて思います。
FPの学習って、広く生活に役立つ知識ばかりで奥が深いですね・・・