ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

5月の3級学科試験について

みなさん、こんにちは。
5月試験が終わってから少し時間が経過していますが
いかがお過ごしでしょうか。
合格発表までは、なんともいえない独特な時間を過ごすことになりますが
自己採点で確実に合格!!!という方は、そろそろ
次のステップのことを考える段階ですね・・・

今回は、先日の3級・学科試験の簡単な感想を述べておきます。

全体的に、いつもどおりの出題レベルで特にこれといって
難易度の高い問題は見当たりません。
しかし、小規模宅地の特例の問題で、いつもなら限度面積と減額割合が
問われるところを、その逆の聞き方をした問題がありました。
これは、難易度としては、普通の問題ですが、その問いかけ方にやや難ありで、
日頃の勉強の仕方によっては、思考回路が双方向でない場合は
このような問題は、「え???」と思うかもしれません。
ひとつの論点について、どんな方向から問われても正解できる
柔軟な思考回路が重要です。

それから、いつも思うのですが
3級の試験って、難易度は高くはないけれども、
勉強する範囲の割には、出題数が少ないので、この観点から見れば
FP初学者や資格試験取得は初めて、という方にとってみれば
大変だな・・・と思います。

近年、改正事項がとても多いですが、改正事項よりもまずは
基本事項の攻略が合格の鍵です。