ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

2級AFP平成23年5月試験:学科試験について~前半~

みなさん、こんにちは。
さて、今回から恒例の本試験へのコメントを書きたいと思います。
まずは、先日の5月試験・2級AFPの学科試験(前半)についてです。

【ライフプランニングと資金計画】
最近、ライフプランニングの手法やプロセスからの出題が目立ちます。
一時、まったくでない期間が続いたのに・・・

それから、気になったのは、10問中9問が、「不適切なものはどれか」で、
唯一の「正しいものはどれか」という問題は、計算問題でした。しかも、暗算で
計算できるサービス問題でしたが、テーマが税額控除。
ライフプランニングと資金計画という科目なのに、税額控除(住宅ローン控除)の計算問題が出題されました。
これは、たまにある出題傾向です。
税金は、全科目共通のテーマですから、タックスプランニングからの出題とは限らない
ということですね。

各問題の内容も、過去問題の類似問題ばかりで、難易度はこれまでより
やや易しめと感じるものでした。
毎回言うように、過去問題の攻略が合格のカギです。

【リスク管理】
いつものように、過去問題の類似問題が目立ちますが
団体信用生命保険だけで1問まるっと出題されていました。
このテーマは、これまでの出題回数からすればとても少ないのですが、平成19年以降
出題されるときは、年2回出題されています。少し注意が必要なテーマです。

そして、リスク管理も10問中9問が「不適切な(誤っている)ものはどれか」です。

なんか、偏っています。
不適切なものを1つ選択する問題は、その逆よりも選択がラクに感じます。

【金融資産運用】
10問中、計算問題が2問ありました。
学科試験なのに計算問題が登場するというのは、最近の傾向です。
また、穴埋め問題も1問ありました。

そして、ここ最近見受けられた「え?こんな問題出す?」というような
新傾向な問題は、見受けられず、過去問題の類似問題が多く見受けられます。

今回は、以上!
続きは、また来週~・・・