ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

1月の3級実技試験問題について

みなさん、こんにちは。
今年も花粉の季節がやってまいりました。
皆さんは、大丈夫でしょうか?

さて、今回は、先日の3級実技試験について
簡単ではありますが、コメントしておきたいと思います。

【個人資産相談業務(きんざい実技)】
いつもよりもやや難易度が高かった内容だと思います。
3級はあまりひねりがなくシンプルな問題が多い試験ですが
ひっかけ箇所がいくつかあって
そこに気が付かないと、誤った選択肢を正解だと思い込んでしまう
難問がいくつかありました。

【資産設計提案業務(協会実技)】
協会実技は、きんざい実技と比較して易しい内容で
合格しやすいという認識の試験でしたが、
今回は、やや難易度が高まった気がします。
つまり、きんざい実技に難易度が近づいた内容でした。

いくつかひっかけ問題があり
気を付けねばならない点、気が付かなくては正解できないポイントに
気が付かないと、不正解になってしまう内容でした。

今回は、きんざい実技も協会実技も、どちらも
ある事柄を考える際に、なぜそうなるのか、という
真の理解がされているのかどうかを問われた試験だと言えます。

3級は、単純に過去問題の演習で合格できる試験ですが
そういった「理解力」が問われる問題が今後もやや増えていくのかもしれない、
と感じた試験でした。

とはいえ、問題の大半が過去問題の類似問題ですから
これまでどおり、過去問題の攻略が合格の必須条件であることには
何ら変わりはありません。
一にも二にも過去問題が重要です。

そして、ふと、思いましたが
FPの試験は年3回ありますが、1月試験は
他2回と比較して難易度が上がる確率が高い・・・と思います。
年度の最後の試験だからでしょうかね。