行政書士講座の講師ブログ

時(とき)は金(かね)なり

皆さん、こんにちは!
フォーサイト専任講師・行政書士の福澤繁樹です。

学習の進み具合は、いかがですか?
順調な方は、その調子をキープしていきましょう。

今ひとつ調子が上がらないという方は、一度、生活習慣を見直して、
毎日しっかりと勉強時間を確保することから始めてみましょう。

みなさんは、時(とき)は金(かね)なり、という格言をご存知ですか?
もちろん、ご存知という方が大多数だと思います。

この言葉の由来ですが、ベンジャミン・フランクリンというアメリカ・
マサチューセッツ州出身の政治家、物理学者、発明家の言葉だと言われています。

このベンジャミン・フランクリンは、アメリカ独立宣言の起草委員の一人であり、
アメリカ建国の父として知られる人物です。

この「時は金なり」という格言は、
一般的に、時間はお金と同じように非常に貴重なものだから
有意義に使いましょう、というくらいの意味で使われています。

ここから先は私見なのですが、私は、この時は金なりという格言は、
単に時間を大切にしましょうというだけではなく、もう一歩進んで、
時間というもので何でも得る(買う)ことができると捉え直したいのです。

それは、以下のような考え方です。

すなわち、行政書士試験に合格するという目標を立てたならば、
それを実現するには、勉強を積み重ねて知識を獲得するしかありません。
それは、一朝一夕では叶うわけもなく、時間をかけて獲得しなければなりません。

その意味で、時間というのは、能力を買うことができる
唯一のお金なのではないかということです。

言い方を変えれば、人が理想の自分を手に入れるためには、
時間をかけて努力することだけが唯一の方法なのではないかということです。

このように考えると、時は金なりという格言は、
時間は大切という意味を持つことは当然ですが、時間というのは
自分を育てる大切な資源であるという意味もあるのだと思えます。

みなさんも、ぜひ時は金なりで、時間という資源を、
行政書士試験合格という目標に向けて大切に使ってくださいね。

今回は、このへんで。