危険物取扱者乙種4類講座の講師ブログ

取扱所とは

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回は、貯蔵所全般に関する過去問の解説を行いましたので、
今回から、取扱所についてご紹介していきたいと思います。

取扱所は以下のように4つに分けられます。

①給油取扱所(セルフ型給油取扱所)
②販売取扱所
③移送取扱所
④一般取扱所

試験対策としては
①の重要性が最も高く、
②については、その次に重要性が高くなります。

これに対して、③と④については、
単独で問われることは、ほとんどないため、重要性はかなり低くなります。

したがって、以下に示す概要を押さえておけば十分でしょう。

③移送取扱所:配管及びポンプ並びに
これらに附属する設備によって危険物の移送の取扱いを行う取扱所
④一般取扱所:給油取扱所、販売取扱所、
移送取扱所以外で危険物の取扱いをする取扱所

③の移送取扱所は、一般には、「パイプライン」と呼ばれているものです。
移送取扱所は、その他の製造所等と取り扱いが異なるところもあるため、
以前、ご紹介した、「保安検査」の知識を整理しておけば良いでしょう。

また、④の一般取扱所は、「ボイラー施設」がこれに該当します。
こちらは、すでに述べたとおり、試験で問われることがほぼありませんので、
一般取扱所のイメージを持っておくだけで良いでしょう。

今回は、取扱所の全体像についてご紹介しましたので、次回は、取扱所のうち給油取扱所
(セルフ型給油取扱所)についてご紹介していきたいと思います。