危険物取扱者乙種4類講座の講師ブログ

「乙4」の”4″とは

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回は、「乙4」の”乙”の部分に注目してみましたが、今回は、「乙4」の”4″の部分に注目してみたいと思います。

まず、危険物は、次のように第1類から第6類の6種類に分かれます。

第1類:酸化性固体
第2類:可燃性固体
第3類:自然発火性物質及び禁水性物質
第4類:引火性液体
第5類:自己反応性物質
第6類:酸化性液体

一口に危険物といってもこのようにそれぞれの性質が異なります。

物事を数字で表すときには、そこに順番があるというように一般的には考えられますが
危険物における第1類から第6類には、危険性の高低によって分類されているわけではありません。
あくまで、それぞれの性質の違いを考慮した分類になっています。

前回、今回を通じて、「乙4」の概要についてご紹介しましたが、次回は、この「乙4」についてもう少しほり下げて見ていきたいと思います。