危険物取扱者乙種4類講座の講師ブログ

危険物取扱者とは

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回は、問題の解き方についてご紹介しましたが、今回は、「危険物取扱者」について見ていきたいと思います。

危険物取扱者に関する知識は、法令科目で出題されます。
危険物を取り扱う場面においては、「人」に関する規制があり、様々な人が関係してきますが、その代表的な人が危険物取扱者です。

一口に危険物取扱者といっても、取扱い可能な危険物の種類によって、甲種、乙種及び丙種の3種類に分かれます。
乙種は、さらに第1類から第6類まで細かく分かれます。

危険物取扱者はその責務として、危険物の取扱作業に従事するときは、法令で定める貯蔵又は取扱いの技術上の基準を遵守するとともに、当該危険物の保安の確保について細心の注意を払わなければなりません。
そして、危険物取扱者になるためには試験に合格後、免状を申請して都道府県知事から交付を受ける必要があります。
多くの受験生は、まずは、乙種4類を受験します。また、その合格後、必要に応じて、その他の類、ステップアップとして、甲種に進まれる方がいらっしゃいます。

この危険物取扱者というテーマに関して、試験で問われるポイントは、権限の範囲です。
甲種、乙種及び丙種において、立会いの権限の有無や危険物保安監督者になれるか否かといった権限の範囲が異なるため、その点に注意する必要があります。

次回は、「免状制度」についてご紹介したいと思います。