数的推理のn進法の論点は、比較的スムーズに通過された方も多いのではないでしょうか?
ポイントも少なく、計算もシンプルですので、きちんとつぶしておきたいところです。
さて、それを踏まえて、次の図はどんな規則性を表わしているでしょうか?
4になったとき、上から2段目がひとつ塗りつぶされ、最上段の黒がなくなっています。
4という数字が鍵を握っていそうですね。
ここで、「4進法かな?」と気づいたのであれば、最上段は40、上から2段目が41であることがはっきりとわかります。
実際に出題されるときは、もう少しだけ手が込んでいて、計算が必要なものになるでしょう。
とは言え、今、これをご覧になったあなたは、もう恐れることはありません。
講義内では、n種類を用いた記号がつかわれている場合にn進法の可能性を検討することは、「判断推理」の論点で取り扱いました。
テキストや問題集によっては数的推理のn進法で分類しているものも多くあります。
そう考えると、数的推理と判断推理を明確に科目として分断すること自体、そもそもあまり重要じゃないという気もしてきます。
あなたはどう思われますか?