公務員試験対策講座の講師ブログ

連続する2つの二けたの整数の二乗の和

今回は、「連続する2つの二けた整数の二乗の和」の性質を検討します。

もちろん、試験会場で実際に実験し、規則性を見出すというのも「なしではない」ですが、知っておくに越したことはありません。

このブログでサクッと理解してしまいましょう。

では、実際に見ていきます。

Q:「連続する2つの二けた整数の二乗の和」の1の位が5になる場合には、どのようなものが考えられるか?

具体的に何を求められているのかというと

のような計算をしたときに1の位が5になる計算式にはどういった性質があるかを問われています。

では、0~9までをそれぞれ二乗します。

続けて、実際に二けたの連続する整数の和をいくつか見ておきます。

さて、一桁の場合と二けたの場合を見比べてみて、何か規則性は見つからないでしょうか?

二けたの連続する整数の二乗の和において、1の位の数はそれぞれの整数の1の位を二乗したものの和と同じになっています。

例えば

をみると1の位は、

を加えた1となっていますよね?

さて以上から問われていることに対して答えていくと1の位が5になる数字の組み合わせは、連続する二つの二けたの整数の1の位が(1,2)(3,4)(6、7)(8,9)の場合だと言えます。