https://www.saiyou.metro.tokyo.lg.jp/saiyou2021/03mondai/1a/kyoyou/03-a-kyoyou.pdf
(出典:東京都庁ホームページ)
本問はシンプルな順位順序の問題です。
受講生の方は「正しく条件を整理し、考えられるパターンを書きだす」というテキストレベルの知識だけで解けてしまったのではないでしょうか?
では、解説していきましょう。
まず、条件整理です。
入れ替わりが可能な箇所はカッコ書きで示しています。
ア (A)○○○○(D)
イ E→B
ウ (B)○○○(G)
エ (C)○○(F)
オ C→D
カ 5番目=優勝
今回はこの5番目の奏者がどの高校なのかを問われています。
さて、まずはマスをたくさん使っているアの条件からいきましょう。
AとDの入る場所としては、1番6番、あるいは2番7番が考えられますが、条件オDの直前にCがいることを考えると、Dは1番目には演奏できません。
それを踏まえてアの入るパターンは下記の3通りに絞れ、また、オよりCの順番も自動的に決まります。
さて、次にエの条件を入れてみましょう。
続けて、イ、ウを入れていきます。
Bの直前にEですから、カタマリで動かすのを忘れないでください。
すると実は、①や③の場合ですとE→Bが続けて入り、なおかつBとGが3つ間をあけて入る個所がありません。
以上から、②のパターンに絞られ、5番目に演奏した優勝校はBであると言えます。