公務員試験対策講座の講師ブログ

令和3年度施行  特別区職員 Ⅰ類採用試験 問18

さて、速さと比の関係です。

状況が一見複雑そうに見えますが、講義内でお伝えしている「困ったらきちんと図で整理してみる」というのが身についていれば、計算はさほど難しくありません。

未学習の方でも、速度の基本式と、比のページを見ながらで解けてしまう問題です。

テキストのページ数にして5ページ程度です。

まず、3分の1の地点で気づいているので、かかった時間で見ると4分の地点で気づいています。

さて、3倍の速さで戻ったのですから、通常の速さであれば4分かかったところどれだけの時間がかかったでしょうか?

距離が等しい時、時間の比は速さの比の逆比でしたね。

速さが1:3なので時間の比は3:1です。

続けて、通常12分かかるところを3倍の速さで行ったので、探し終えてから駅までの時間は4分。

結局合計12分で到着したので、探していた時間をy分とすれば

すなわち、2分40秒となるので、正解は3となります。