2017年11月22日

ラオス・サラワン新聞で弊社CSR事業が取り上げられました。

ラオガム郡でヴァンプアイ高等学校の新校舎引渡し・開校式典開催

2017年11月初め、ラオガム郡教育・スポーツ局(DESB)は、ヴァンプアイ高等学校の新校舎引渡しに伴う公式の開校式典を開催した。
式典は、サラワン州副知事で社会・文化部門を担当するプートン氏の司会で執り行われた。
式典には、ラオガム郡の副郡長で社会・文化部門を担当するカムライ氏、日本のフォーサイト社の社長山田浩司氏、郡や村当局の関係部署の職員のほか、教師、生徒、村人たちも参加した。

ヴァンプアイ高等学校の校長シーヴィサイ氏が式典で建設経過について、2017年2月1日から工事を始め、全工期6か月で2017年8月初めに完成したと報告した。
この校舎は平屋建て、6教室、れんが造り、ペンキ塗りの亜鉛メッキ屋根、長さ24メートル、幅9メートル、水洗トイレ3個の洗面所1棟、水槽1個から成り、総経費はおよそ4億8千4百万キープを要した。
村も労働力や建設資材や木材を提供するなどにより、この建設工事に参加し貢献している。
この校舎はフォーサイト社の資金により建設され、このすばらしい式典で山田浩司氏から引き渡され、州副知事プートン氏が受け取り、そして村当局へと引き渡され、この村の人々が子供たちにとても役に立つ方法で利用することになる。
さらにこの式典で、ヴァンプアイ高等学校へ教育資材やスポーツ用具が贈呈された。

式典の終了に当たり、プートン氏は、フォーサイト社やその他の日本企業が常に州全体にわたって等しく尽力している教育部門における支援と助成、とりわけヴァンプアイ高等学校の校舎建設が完了するまで支援してくれたことに対し、賛辞と祝意を述べた。
このような支援と援助は、教育部門にとってはことさら重要で意味深いものである。
なぜなら、さらなる知識と能力を供給することが人的資源の開発へとつながり、それによって国全体の非識字人口撲滅の実行プランを含むミレニアム開発目標(MDGs)を段階的に達成するという我が国の戦略が実行され、ラオス・日本両国間の良好な連帯と調和の伝統が確実に維持されるからだ。
その後、両者は共にリボンをカットし、正式に学校のネームパネルからカバーをはずした。