社労士の合格手帳に1分でも時間をかけて学習すると誓いました

性別女性
年代30代
職業主婦
勉強を始めたのは2月で、ちょうどお腹の息子が7ヶ月の頃でした。

合格率の低い難関の国家資格というイメージが強かったため、約半年で本当に受かるのか不安になり、申し込む前に「半年で本当に大丈夫なのか」と問い合わせたほどです。通常受講期間が6ヶ月ということだったので、頑張って挑戦することにしました。

限られた時間だったので、教材が届いてすぐ受講を開始しました。ただ、初めての子育ての真っ最中で、実家も遠く、頼れる人が周りにいなかったこともあり、時間を捻出するのに苦労しました。

合格手帳を開いてみると、3月までは毎日15分~2時間、日曜日に夫に協力してもらってやっと3時間という学習時間でした、ただ、0分という日を作らないようにしました。

合格手帳の誓いに「必ず勉強するぞ」と書き、とにかく1分でも勉強するという姿勢を貫きました。合格手帳への学習時間の書き込みと、累計学習時間を正直に書き込んでいきました。

後々、この合格手帳は「これだけ勉強したから絶対大丈夫!」と自信を与えてくれるお守りのようなものになりました。

2月~3月の60日間で90時間の学習時間しか確保できず、学習を進めれば進めるほど生易しい試験ではないということが分かってきたので、4月から生後9ヶ月の息子を保育園に預け、勉強することにしました。

無職で収入がないのに保育料を払うことになり、「ここまでしているのだから合格しなくては!」と、より一層合格への執念が芽生えました。

保育園に預けている間は勉強すると決めて、4月からは本腰を入れて勉強を始めました。

そこから順調かと思いきや、息子が保育園からよく病気をもらってきて、親子そろって風邪を引いたり、風邪をこじらせて私が肺炎になったりと散々な思いをしました。

途中、「こんな小さい子どもに無理をさせ、無収入なのに保育料を払い、家事もままならず、それで合格しなかったら最悪だ」と不安に陥ることも、しばしばありました。

そんなときは「転ばぬ先の勉強(付録カレンダーの格言より)」と自分に言い聞かせ、「不安に思う暇があったら勉強!」と自分に喝をいれました。とにかく隙間時間を逃さないようにしました。

勉強時間を確保するためにもう1つしたのは、周囲に社労士試験を受けることを公言することでした。そうすることで、メールの返信が遅くなったり付き合いが悪くなったりしても関係を悪化させることなく、逆に応援してもらうことができました。

社労士試験ぐらい難しいと、不合格になった場合でも恥ずかしくなく、かえって程よいプレッシャーになってよかったと思います。

周りに公言していく中で興味を持ったママ友達がいて、同じ境遇の勉強仲間を見つけることもできました。ママ同士、励ましあったり、お互い分からないところを聞きあったりして、いい刺激になりました。

息子が保育園にも慣れて落ち着いた7~8月は、最後の追い込みで、1日平均6時間ほど勉強しました。一通り勉強し終わったあとは、とにかく『過去問』を解きまくり、間違ったところは次の日にも解いて、弱点克服に努めました。

フォーサイトの『過去問』集には、テキストの対応ページが載っているのが大変便利で、手間が省けて時間短縮になりました。他の教材には手を出さず、同じ問題集を4~5回繰り返しました。

不思議と間違える問題は同じだったので、あれこれ手を出すよりも、『過去問』集で徹底的に弱点をつぶせたのはよかったと思います。自信につながりました。

フォーサイトの教材は、とても相性が良く、途中で挫折することなく最後まで勉強を続けられました。

正直、通信教育だと挫折してしまうのではないかと思っていましたが、教材、講義DVD、道場破り、講師ブログ等、総合的に私のモチベーションを最後まで支えてくれました。

例えば、道場破りの確認テストはゲーム感覚で楽しみながら問題を解けましたし、教材はフルカラーで分かりやすく、持ち運びも便利だったので、いつも携帯していました。

質問もメールででき、次の日には丁寧な解説が返ってくるという徹底ぶりで、先生方との距離を感じることはありませんでした。分からないところをすぐに聞けないのが通信の弱みだと思っていましたが、見事に克服できていると思います。

加藤先生の講義は分かりやすく、社労士試験を知り尽くしたプロだということが講義を受けている中でひしひしと感じられて、この先生を信じてついていけば大丈夫、と絶対的な信頼を置いて学習を進められました。

試験直前、「とにかく基本が大事!」と繰り返しブログに書いてあり、それを信じて、難しい内容にはこだわらず学習を進められたことが、短期間で合格につながったポイントだと思っています。

出産、育児を機に仕事をやめ、33歳という微妙な年齢で社会復帰したいと思っている私にとって、社会保険労務士試験に合格したことは大きな自信になり、就職の幅も広がったと思っています。

フォーサイトという素晴らしい教材、また先生方にめぐり合えたことは幸運でした。

講師の加藤先生、教材作成に携わっている皆さまに心から感謝申し上げます。周りで社労士試験を受けようとしている友人に、回し者のように勧めています〈笑〉。

これから受験される皆さまも、「信じるものは救われる」ではないですが、フォーサイトの教材を信じ、講師の先生を信じて学習を進められ、合格を勝ち取られることを心よりお祈り申し上げます。
18おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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