ファイナンシャルプランナースペシャリストによるこっそり裏講義

老後資金

50歳夫、妻48歳、子どもは今年独立し、
いよいよ老後資金を真剣に考える時期となってきました。
どのように老後資金を貯めていけばよいでしょうか。

40~50代の場合、大学費用等で精一杯といった状況から、
子育てが一段落しいよいよ老後資金を本格的に構築していく時期へと変わっていきます。
できれば、その前の段階から少しずつでも老後資金を構築していくことが望ましいといえますが、
なかなかそうもいかないといったご家庭も多いことでしょう。

そこで、40~50代から老後資金を確保していくとした場合、
どのように行っていけばよいのか解説していきたいと思います。

まず、第一回でも解説しましたが、100歳まで生きるとした場合、
最低でも1450万円ぐらいは必要となります。
しかもこの金額はあくまでも現状の高齢者無職世帯の生活費から算出したものであり、
よりよい生活を行いたい場合や今後仮に年金額が減少した場合などは考慮されていません。
そのため、例えば2000万円は確保するなど多めに見積もっておくべきでしょう。

仮に2000万円を65歳までに貯める場合、50歳の方であれば残り15年で確保する必要があります。
単純に1年あたりおよそ130万円前後、10年で貯める場合には1年あたり200万円となります。
これぐらいの資金は貯金できるというご家庭は最低ラインは貯蓄でも可能かもしれません。

とはいえ、貯蓄で最低ラインだけを目指すのも不安要素が残ります。
そこで、10年~15年運用ができる場合には、
確定拠出年金やつみたてNISAをうまく利用してみてはいかがかと案内してみましょう。

50歳の方の場合、確定拠出年金もつみたてNISAも時間を味方にしながらある程度プラスになる時期が来たら売却を考えます。
非課税のメリットをフルに活かすためです。そのため、10~15年継続して運用するというよりは、
その間に来る景気が上向きの時点で売却し後の期間は預貯金で確実に確保が望ましいです。
老後資金は取り返しができませんので、ある程度利益が出たら売却し運用をやめるといったスタンスも求められます。

例えば、目標金額を決め、その目標金額に到達できたら運用ストップといったことが良いのではないかと思います。
世界全体を購入するファンドなどで世界の経済成長の恩恵を受け取るような運用により、
目標金額到達に向けてアドバイスしてみましょう。
なお、基本は預貯金で着実に貯め、一部を運用に回すスタンスとし安全性にも気を配ることが大切です。

<過去問題の演習>
3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。
次の各文章を読んで、正しいものまたは適切なものには①を、誤っているものまたは不適切なものには②を、解答用紙にマークしなさい
【問題1】
平成30年分の所得税において、納税者の合計所得金額が1,000万円を超える場合、当該納税者は配偶者控除の適用を受けることはできない。

<解答> ○
納税者の合計所得金額が1,000万円を超える場合、配偶者控除、配偶者特別控除ともに適用はできませんので、ご注意ください。

【問題2】
不動産の登記事項証明書の交付請求ができる者は、対象不動産の所有者に限られる。

<解答> ✕
不動産の登記事項証明書の交付請求は誰でも行えます。オンラインでの請求も可能です。

いかがでしたでしょうか?
それではまた次回、お楽しみに★



伊藤 亮太

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