ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

FP3級技能士試験コメント:学科編

みなさん、こんにちは。
気温の変化が激しいので、健康管理はしっかりしなくてはいけませんね。
さて、今回は、1月試験の3級試験についてコメントしたいと思います。

【ライフプランニングと資金計画】
過去問題からの類似問題が多く出題されました。
いつも、何度も言うようで恐縮ですが、過去問題を繰返し解けば
充分に合格ラインには乗る出題内容となっています。
問題(34)については、細かい数字が問われていますから、今後も
主な事項の数字はある程度は暗記したほうがよさそうです。

【リスク管理】
過去問題からの類似問題が多いですが、一部、細かいことが問われている
問題がありますね。
保険の学習は、各保険商品の具体的な内容を
しかり理解&暗記することが大切です。

【金融資産運用設計】
後半の穴埋め問題で、「ムム、これは難しい・・・」と言える問題が
ありますね。
問題(43)と(45)は、試験会場でフリーズした
受検生が多かったと思われる問題です。
一度出題されたら、再度出題される可能性はありますから、
次の受検生は、しっかり攻略しておく必要があるテーマです。

【タックスプランニング】
基本的なことを問う問題が多いなか、売上原価の求め方、所得税額の計算問題、など
新傾向の問題が見られます。
これから受検する方は、このような「見たこともない問題も出るかもっ!」と
心の準備が必要です。
でも、試験なんて、どれもそんなもんです・・・

【不動産】
基本的なことを問う問題ばかりです。
テキストに書かれていることをしっかり学習しましょう。

【相続・事業承継】
定番の問題が、いつもどおりに出題されています。
「不動産」もそうですが、問題を読んで難しく感じる場合、
恐らくその原因は、聞き慣れない専門用語が羅列されているからでしょう。
こういった場合、まずは、テキストと過去問題で、専門用語に慣れ親しむことが
試験対策として、重要だと思います。

全体的に、難易度はこれまでとさほど変わらず、ですが
一部、難化問題が出題されています。
雑な言い方ですが、そういった問題を仮に落としても、
即座に不合格になるわけではありませんから、
基本事項をしっかり身につけることが合格のポイントでしょう。