ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

2020年1月試験対策 中小企業の資金計画

皆さん、こんにちは。
フォーサイトFP専任講師の伊藤です。
2020年1月試験対策として継続して対策問題をアップしていきたいと思います。
是非最後の追い込みとしてご確認ください。

括弧にあてはまる語句を答えてください。今回は2級の試験範囲から。

〔1〕中小企業の資金計画
<覚えるポイント>
◆直接金融
<直接金融による資金調達方法>
・( ① ):50人未満やプロ向けなど人数を限定して販売する債券
・株主割当 :既存の株主に新株引受権を与えることで、株式を発行する方法
・第三者割当:特定の第三者に新株引受権を与えることで、株式を発行する方法
・公募   :不特定多数に募集をかけ、株式を発行する方法

◆間接金融
<関節金融による資金調達方法>
・手形借入 :金融機関に約束手形を振り出すことで融資を受ける方法
・証書借入 :金銭消費貸借契約証書をもとに融資を受ける方法
・( ② ):外貨での借り入れ。使い道に特に制限はなし。
       外貨のため、為替変動の影響を受けることになる

<貸借対照表>
FP直前1-1

<損益計算書>
FP直前1-2

<解答>
①私募債 ②インパクトローン

 
<過去問題の演習>
3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。

次の問題に答えなさい。○✕問題

【問題1】
建築基準法において、建築物の敷地が2つの異なる用途地域にわたる場合、
その建築物またはその敷地の全部について、
敷地の過半の属する用途地域の建築物の用途に関する規定が適用される。

<解答> ○
防火地域や準防火地域の規定に関しては、
敷地の過半ではなく厳しい方の規定が適用されますのでご注意ください。

【問題2】
子が父から時価300万円の株式を50万円で譲渡を受けた場合、
原則として父から子への贈与があったものとみなされ、贈与税の課税対象となる。

<解答> ○
子が父から時価300万円の株式を50万円で譲渡を受けたということは、
250万円分をタダでもらったのに等しいため、250万円の贈与を受けたことになります。
当然、贈与税の対象となります。

いかがでしたでしょうか?
それではまた次回、お楽しみに★