ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

身近な金の話

皆さん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの伊藤亮太です。

今月号のテーマを「金(ゴールド)」としたので、
金の豆知識について今回も書いていきます。

まず、身近な話から。24k、18k、14kと聞いてどう違うかわかりますか?
この文字を確認することで金の比率がわかります。

24kは純金です。18kは、75%が金であることを示します。18を24で割っていただくと、0.75とでますよね。つまり、75%が金であり、残り25%は他の金属でできていることを意味しています。日本では18kの金製品は多く利用されています。18金と呼ばれるものです。なぜ18kが多いかというと純金だとやわらかいため、他の金属を入れることで強くしている面があるのです。

14kはもうわかりますよね。14÷24≒58%程度の金が使用されています。このようにして、金がどの程度入っているかを示しています。一般的には、24kの製品よりも同じ重さであれば18k、14k、12kとなるごとに価格は安くなります。

自然界の金はどうでしょうか?自然界の金とは、砂金です。砂金は純金ではありません。銀など他の金属も含まれています。天然ですから、どこで採取されたか、また砂金それぞれによって金の比率が異なります。

例えば、北海道の歴舟川で採取される砂金は22k~23kといわれています。ほぼ金でできていることがわかります。砂金というとイメージされるのが黄金色だと思います。確かに歴舟川のように金の比率が高いケースでは黄金色をしています。一方、金の比率が低くなると、赤色に近いものや、黄色でもやや銀色や白っぽい色に見える場合もあります。

純金は投資用としては面白いですが、普段見て楽しむ場合は自然の砂金の方が楽しかったりします。もちろん、金貨などを見て楽しむのもありです。金一つとっても様々あり、それぞれに特徴があって面白いです。

<過去問題の演習>
3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。
次の問題に答えなさい。○✕問題

【問題1】

物価が継続的に上昇するインフレーションの経済環境においては、一般に、金利が上昇しやすい。

<解答> 〇
物価が上昇しやすいときは、一般的に金利も上がりやすいです。

【問題2】
日経平均株価は、東京証券取引所市場第一部に上場している内国普通株式全銘柄を対象とした時価総額加重型の株価指数である。

<解答> ×
日経平均株価は、東京証券取引所市場第一部に上場している225社の株価をもとにした修正平均株価です。

いかがでしたでしょうか?
それではまた次回、お楽しみに★