ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

金投資の心得

皆さん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの伊藤亮太です。
今回は、金投資を行ううえでの心得について解説していきたいと思います。

(1)大儲けしようとしないこと
金は、有事の金といわれるように何かあった場合の備えとして持つものです。金価格が上昇しているからといって、大儲けしようと欲を出してはいけません。お守り代わりに購入する。そうした心意気が必要です。

(2)積立投資によるリスク軽減をはかること
金に限らず、投資商品の価格は常に変動します。いつ上がり、いつ下がるかなどその時々の情勢によって変わるため、どうなるかは誰もわかりません。そのため、一気にまとめて買うよりは毎月一定金額の投資にすると決めて積立てによる投資をしていくほうがよいでしょう。積立投資により、時間分散を図っていきます。

(3)為替にも着目すること
日本で購入する場合には、金価格は為替の影響も受けます。為替が円高の時に金価格が安ければまとめて購入するのもありです。

(4)経済の動き、流れをつかむこと
結局のところ、経済が不安定な状況が続けば金価格は上昇する可能性が高いです。経済動向をしっかり把握し、どのようになりそうかをご自身になりに推測し、その推測をもとに金価格がどうなりそうか模索してみましょう。

世界共通の通貨といってもよい金。金本位制に戻ることはないと思いますが、金の価値は今後も世界共通であり、どんな時でも実物資産の代表格として光り輝き続けることでしょう。是非今後も金価格に注目し、金投資も実践してみてください。

<過去問題の演習>
3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。
次の問題に答えなさい。○✕問題

【問題1】
生命保険契約の入院特約に基づき被保険者本人が受け取る入院給付金は、所得税では非課税所得となる。

<解答> 〇
入院給付金や手術給付金は非課税となります。

【問題2】
法律上の納税義務者と実際に税金を負担する者が異なる税を間接税といい、間接税の例の1つとして、消費税が挙げられる。

<解答> 〇
間接税には消費税や酒税があります。直接税には所得税や法人税があります。

いかがでしたでしょうか?
それではまた次回、お楽しみに★