ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

金投資の仕方

皆さん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの伊藤亮太です。

先月号に続き、金に関する内容を掲載していきます。
今回は、金投資の仕方を3つ解説します。

■金地金で購入する方法

金地金とは、まとまった単位で購入する方法です。
例えば、5g・10g・20g・100g・500g・1㎏といった単位で
貴金属店などで購入ができます。

この際に注意したいのが、一般的に500g未満での購入では、
売買手数料の他にスモールバー・チャージがかかること。
余分な手数料がどうしてもかかってしまうのです。
少しでも手数料をうかしたいということであれば、
500グラム以上をまとめて購入した方がよいでしょう。

■金貨で購入する方法

次に、金貨で購入する方法を解説します。金貨とは、
カナダのメイプルリーフ金貨や、オーストリアのウィーン金貨、
オーストラリアのカンガルー金貨などが代表的です。

金貨による投資を行う際に注意したいのは、
金地金に比べて手数料が高いことです。売買する際には10%ほど価格が
上昇しないと利益が出ないといった場合もありますので、
単純に売買するのであれば金地金の方がよいでしょう。

なお、金貨の良い点は、年号やデザインが異なることから、
大変美しく、一枚一枚集めていくのが楽しい点を挙げることができます。
投資という視点ももちろんあるものの、コレクションとして
集めていきたいのであれば金貨収集がよいでしょう。
なお、中国のパンダ金貨は人気があるため、メイプルリーフ金貨や
カンガルー金貨などに比べると同じグラム数でも価格が
高めとなっているケースが多いです。

■純金積立で毎月購入する方法

1オンスの金貨がほしくても31グラムほどを購入するにはお金に余裕がない…。
そんな方におすすめしたいのが純金積立です。純金積立では
、毎月決めた一定金額をもとに金を購入していきます。
月々3,000円とか5,000円程度から始められるため、
まとまった金投資ができない場合でも投資が可能です。
また、ある程度購入した金がたまっていくとそれをもとに、
金貨やバーに交換することができます。貴金属店によっては、
ジュエリーなど違うものに交換することも可能です。

なお、毎月の定期的な積立とは別に、『スポット購入』により追加して
購入することも可能です。スポット購入の際には、一般的に通常の購入手数料が
かからないため、安いと感じたときにまとめて購入することができる点は魅力的です。
金投資が初めての方で、ゆくゆくは手元に金地金等で
おいておきたい人には向いているといえるでしょう。

<過去問題の演習>

3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。

次の問題に答えなさい。○✕問題

【問題1】

厚生年金保険の適用事業所に常時使用される者のうち、
65歳以上の者は、厚生年金保険の被保険者とならない。

<解答> ×

厚生年金保険の適用事業所に常時使用される者のうち、
70歳以上の者は、厚生年金保険の被保険者となりません。

【問題2】

遺族厚生年金の年金額は、原則として、
死亡した者の厚生年金保険の被保険者記録を基に計算された
老齢厚生年金の報酬比例部分の3分の2相当額である。

<解答> ×

遺族厚生年金の年金額は、原則として、
死亡した者の厚生年金保険の被保険者記録を基に計算された
老齢厚生年金の報酬比例部分の4分の3相当額になります。

いかがでしたでしょうか?

それではまた次回、お楽しみに★

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★お知らせ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

8月13日に、amazonにて、『あなたの街でも砂金が採れる!?
令和時代の砂金採り入門』が発売される予定です。
Amazon限定での販売としております。ご興味ありましたら
是非ご覧ください。Kindleでも読むことができます。