ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

日常的にチェックしておきたい情報①

皆さん、こんにちは。
ファイナンシャル・プランナーの伊藤亮太です。
皆さんは毎日新聞は読んでいますか?
新聞を読みこなすことだけでも、十分な金融力がつきます。
その中で、是非チェックしておきたい情報について解説していきます。

■マーケットで取引される金融商品の価格動向は毎日確認を
1日分の新聞でも、文庫本一冊程度の量があるといわれており、
すべてを読みこなしている時間はないことでしょう。
特にFPという視点からチェックすべきものはなんでしょうか?

まず、日々の情報のうち、毎日確認したいものと
定期的に確認したいものにわけましょう。

毎日確認したいものとして、株価や投信の基準価額、
金価格、原油価格といったものが挙げられます。
これらは、マーケットで取引される金融商品です。

そのため、日々価格は変動します。なぜ上がったのか、
下がったのかを確認しつつ、今後どうなりそうかという
ご自身なりの読みも検証していきます。

なお、株価に関しては日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)を、
投信の基準価額に関してはお客様に販売しているものを中心に確認しておきましょう。

この他、金価格や原油価格についても、
特段大きな変動がなかったかどうかは確認しておきましょう。

どういった場合に値動きがあるのか、
肌感覚でわかるようにしておくことで、
自然になぜ変動したのかを説明できるようになると思います。

<過去問題の演習>
3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。
次の問題に答えなさい。○✕問題

【問題1】
ETFの売買には、
上場株式と同様に売買委託手数料が発生するが、
非上場の投資信託とは異なり、運用管理費用(信託報酬)は発生しない。

<解答> ✕
ETFの売買には、
上場株式と同様に売買委託手数料が発生するが、
非上場の投資信託と同様、運用管理費用(信託報酬)が発生します。

【問題2】
PBR(倍)は、
「株価÷1株当たり純資産」の算式により計算され、
この値が高い銘柄は割高と考えられる。

<解答> ○
1倍をきったら割安とも評価されます。
同業種、過去との比較などで捉えることが大切です。

いかがでしたでしょうか?
それではまた次回、お楽しみに★