ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

いま日本株で好調なものはどんなもの?①

皆さん、こんにちは。
フォーサイトFP専任講師の伊藤です。

今回は、日本株で好調なものについて解説していきます。

いま日本株で好調なものにはどんなものがある?こう聞かれて皆さんはどうお答えになるでしょうか?複数の視点から好調なものを取り上げるは可能ですが、今回と次回で2点取り上げたいと思います。さて、一体どんな業種、どんな特徴のあるものが、好調といえるのでしょうか?

■日経平均より大幅な上昇を遂げているもの2つとは?
最近、日経平均株価に比べて、1489、1615の2つのETFが大きく上昇しています。いずれも2022年12月以降に日経平均株価よりもパフォーマンスが大きく上回っています。また、2023年1月以降で見ると、2月13日以降に1489、1615共に上昇率が拡大しています。一体何が理由と言えるのでしょうか?
その答えには大きく2つあり、1つが日本銀行の金融政策の変更が起点となっていること、もう1つが日本銀行の新総裁である植田和男氏となることが判明したことが挙げられます。両方に共通していえることは、金融政策の修正です。ご存じの通り、2022年12月に日本銀行がイールドカーブコントロールの修正を行った結果、10年国債利回りは上昇、これが実質的な利上げを受け取られました。日本株全体にはマイナスとなる面も見られたものの、それとは逆行高しているのが上記2つのETFです。さて、どんなETFであるか答えはわかりましたか?

答えは次回に。続く。

<過去問題の演習>
3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。

次の問題に答えなさい。

【問題1】
顧客から住宅ローンについて相談を受けたFPのAさんは、顧客から預かった給与所得の源泉徴収票のコピーを、顧客に紹介する予定の不動産会社の担当者に顧客の同意を得ないまま渡した。

<解答>✕
不適切。顧客から預かった給与所得の源泉徴収票のコピーを顧客の同意を得ないまま不動産会社の担当者などに渡すことはあってはなりません。住宅ローンの審査には源泉徴収票が必要となるものの、当然ながら顧客の同意が必要となります。

いかがでしたでしょうか?

それではまた次回、お楽しみに★