ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

インバウンド増加時に伸びる業界とは?

皆さん、こんにちは。
フォーサイト、FP講座専任講師の伊藤です。

今回は、インバウンド時に伸びる業界について解説します。

コロナ禍から徐々に正常化へと歩みだしています。2022年6月からは、インバウンドの受入れも再開し、日々訪日客の増加が見込まれる状況です。
 
そんな中、株式投資という視点から見て、インバウンドの恩恵を受ける業界にはどのようなものがあるのでしょうか。まず真っ先に思い浮かべるのが、ホテルや旅行会社などの観光業界でしょう。特に、ホテルの予約は増加すると見込まれます。
 
また、鉄道や飛行機需要も増加するものと見込まれます。必ずしもインバウンドだけではなく、国内の日本人旅行者も増加しているかどうか確認する必要があるものの、今後鉄道や飛行機の需要はさらに回復していくことでしょう。
 
この他に期待できる業界としては、電化製品販売店、100円ショップなどではないでしょうか。特に円安が続く状況下では、日本のモノは安いと感じられる外国人旅行者による爆買いが期待できるため、株価にも反映されていくことでしょう。

この他、日本のアートなどを取り扱うオークション会社にも注目したいです。日本のアートやコインなど、ひそかに外国人から人気があるものは多々あります。そうしたものを取り扱うオークション会社などの業績も上向く可能性があります。
日本経済の活性化の一手段として、インバウンドは大きな経済効果を生み出します。他にも伸びそうな業界がないか、ご自身の目線から検討してみましょう。意外に身近な上場企業が恩恵を受けるかもしれません。

<過去問題の演習>
3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。

次の問題に答えなさい。

【問題1】
医療費はその年中に実際に支払った金額が医療費控除の対象となり、未払いとなっている医療費は実際に支払われるまで医療費控除の対象とならない。

<解答>〇
適切。医療費はその年中に実際に支払った金額が医療費控除の対象となります。そのため、未払いとなっている医療費は実際に支払われるまで医療費控除の対象となりません。

いかがでしたでしょうか?

それではまた次回、お楽しみに★