ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

日本年金機構

平成22年1月より社会保険庁は「日本年金機構」に変わります。
といっても、これまでと何かが大きく変わるのかというとそうではなさそうです。

これで、社会保険庁は全国健康保険協会で健康保険事業を行い(昨年の10月から)、
日本年金機構で公的年金の運営業務を行うことになり、
2つの法人に分解されたわけです。

このことにより、新しい2つの法人の職員は、公務員ではなく民間となり、
職員の意識改革を徹底するらしい。
さらに、サービスの向上(親切でわかりやすいお知らせ、電話相談や
ネットによる情報提供など)も徹底させるらしい。

う~ん・・・そもそも年金制度自体がやたらややこしくて
一般人にはわかりにくいわけだから、そこが変わらない以上
サービスが向上しても限界があるような気がします。

それに、FP相談に来られる方の大半は
「将来の公的年金なんてどうなるかわかんないからね」と
ほぼ諦めているような発言をされます。
現状ではそう思うのは当然でしょう。

政権交代や新しい改革によって
ナニがどこまでどうなるのか、しばらくは見届けたいと思います。