ファイナンシャルプランナースペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。
講師の伊藤です。

今回は実務でも利用できる話として、病気で治療中でも団体信用生命保険(以下、団信)が利用できるケースを解説していきましょう。金融機関で住宅ローンを組む際には、団信加入必須というケースもあるため、治療中でも加入できれば夢をあきらめずに済むのです。さて、どんな点がポイントといえるのでしょうか?糖尿病を患っている人を考えてみましょう。

まず、団信の告知書では、以下の3つの告知内容がポイントになります。

①最近3ヶ月以内に医師の診察・投薬・治療・指示(要経過観察を含む)・指導を受けたことがありますか?
②過去3年以内に下記の病気で、手術を受けたことまたは2週間以上に渡り医師の治療・投薬を受けたことがありますか?
→この中に糖尿病等が含まれる
③手・足の欠損または機能の障害はありますか?または、背骨(脊柱)・視力・聴力・言語・そしゃく機能に障害がありますか?

この3つの告知事項の中で、糖尿病を患っている方は②に該当するおそれがあります。ただし、②の内容からわかるように、2週間以上に渡り医師の治療・投薬を受けたことがなければ、告知する必要がないことがわかります。例えば、もらった薬が1週間だけでそれ以降病院に行っていない場合などには告知事項に該当しないことになります。
 なお、2週間以上にわたって投薬を受けている場合には、ありのままに告知を行うほか、医師に診断書を記載してもらい告知書と共に提出することを検討していきます。その診断書に、糖尿病が改善傾向にあるとか、安定しているといった情報が記載されている場合には、団信の加入が認められる場合があります。
 このように、必ずしも治療中だからといって、必ずしも団信に加入できないとまではいいきれません。保険会社や医師などと相談しながら、加入できないかどうか確認していくことが大切ですね。

<予想問題>
3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。
次の各文章を読んで、正しいものまたは適切なものには①を、誤っているものまたは不適切なものには②を、解答用紙にマークしなさい。
【問題1】
クレジットカード会員規約では、クレジットカードは他人へ貸与すると契約違反になるが、クレジットカード会員と生計を維持している親族に限り利用できるとされている。

<解答> ×(②)
クレジットカードはあくまでもクレジットカード会社から貸与されたものであり、他人はもちろん、親族にも貸すことはできません。

【問題2】
定期保険特約付終身保険(更新型)では、定期保険特約を同じ保障内容で自動更新した場合、更新後の保険料は変わらない。

<解答> ×(②)
更新型では、同じ保障内容であれば、更新後の保険料はアップします。

いずれも2017年5月FP2級試験からピックアップしてみました。

いかがでしたでしょうか?最新の過去問からピックアップしてみました。しっかりおさえてください。
それではまた次回、お楽しみに★



伊藤 亮太

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