旅行業務取扱管理者スペシャリストによるこっそり裏講義

ご承知のように、来月の1日から
消費税の税率が5%から8%に変更されます。

税収が足りないから仕方ないのかも知れませんが、
物の値段が上がるのは困ったことです。
困ったといえば、私は別の意味でこの変更に困っています。

旅行管理者試験には、各種の料金や、手数料、税率などが
よく登場しますが、これらの多くが変更されます。

受講生の方がお使いのテキストや問題集は、
変更前の数字が載っていますので、
これらをすべて見直して、変更箇所をお伝えしなければなりません。

現在作業中ですが、結構大変な作業です(泣)。
「そんなこと当たり前だろ!」といわれればその通りですけどね。

代表的な変更をご紹介しましょう。

国内実務の中心テーマであるJRの運賃・料金は大幅に変わります。
運賃や料金の金額はもともと覚えるものではありませんが、
一部の料金や手数料はしっかり覚えておかなければなりません。

ほとんどが108/105倍になるので、10円~20円の増額です。
たとえば、自由席特急料金は「通常期-520円」、
払い戻し手数料は「220円又は330円」に変更されます。

しかし繁忙期・閑散期の±200円は変更ありません。
(これらは3月になってから認可されたので、「乗●案●」や「駅●ぱあ●」等の
会社も対応に苦慮していましたね。
「あぁ、もっと大変な人がいるんだなぁ」と安心していました。笑)

国内航空運賃は、あまり影響は出ないようです。
一部の空港の施設利用料が値上がりするのと、
払戻手数料が430円になる程度です。

ちなみに、国際航空運賃には消費税は課税されません。
それは、消費税が日本国内で提供された商品やサービスに対して
課税されるもので、『国内及び国内以外の地域にわたって行われる旅客の輸送等』には
課税されないという理屈です。
(そのため、地方空港から羽田(成田)で乗り継いでも、24時間以内の乗継であれば国内区間も非課税です。)

また、厄介なことに通関手続きに関しても、改正があります。
試験に関係しそうな主なものは、ウィスキーと紙巻きたばこの簡易税率が
それぞれ「1ℓあたり600円と1本あたり11.5円」になります。

ただし、「その他の物品」の「15%」は変更ありません。
もともと15%の内訳は関税10%と消費税5%の合計ですから、
本来18%になると思うのですが、旅行者にとって15%の方が計算しやすいので据え置くそうです。

妙な理由ですが、「それなら他の物だって…。」
といいたくなりますが、ちょっと身勝手ですかね。

改正情報は、早急にまとめて皆様にお知らせしますので、
楽しみにして(?)お待ちください。



相馬隆幸

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