旅行業務取扱管理者スペシャリストによるこっそり裏講義

あまり縁がありませんが、今回はお金の話を書きます。(*・_・*)ゞ
もちろん、「旅行管理者試験とお金」のことですよ。

旅行管理者試験では、以前は今より「お金」に関する問題が多かったように思います。
典型的なものは、国別の通貨の単位です。

「次の国名と通貨の組合せで誤っているものは…」という問題をよく見ました。
フォーサイトの講座に含まれる問題集は過去5年分の出題を載せていますが、
このタイプの問題はありません。もう出題の範囲から外れたのでしょうかねぇ。
(海外旅行とお金は大きな関心事だと思いますが。)

理由の一つはヨーロッパ諸国でユーロ(€)を導入したことでしょうか。
今では懐かしい、「フラン、マルク、ペセタ、リラ、ドラクマ、シリング」などが
廃止されてから10年以上経ちます。
(使い残した硬貨の処分に困っている人はいませんか?)

考えてみれば、以前は国をまたぐ度に通貨を
使い切ろうとしてずいぶん余計な苦労したのですね。
アジア諸国ではルピア(インドネシア)、ドン(ベトナム)、
リンギット(マレーシア)の出題を覚えています。

もう一つはトラベラーズチェックに関する問題です。
多額の現金を持ち歩き盗難に遭ってしまう危険を回避し、
たとえ盗難の被害に遭っても再発行によって回復できることから、
かつては海外旅行の定番アイテムでした。

管理者試験でもトラベラーズチェックの仕組みや
具体的な使い方が2000年代半ばまで時おり出題されていたと思います。

しかしその後、ATMを利用したクレジットカードによるキャッシングや
国際キャッシュカードによる引き出しが普及したことから、
トラベラーズチェック自体の役割が低下し、それに合わせて管理者試験からも消えてゆきました。

(その代わり旅行先で重要になったのは、ATMやCDの操作方法や、
PIN[Personal Identification Number:暗証番号]やWITHDRAWAL(引き出し)など
表示される英単語の知識かも知れませんね。ただ、管理者試験では出題しにくいでしょうね。)

そしてとどめを刺すように、こんなニュースがありました。

「アメリカン・エキスプレス・トラベラーズ・チェックの日本国内での販売は
2014年3月31日(月)をもちまして終了させていただきました。
国内での販売は終了いたしますが、2014年4 月以降も従来通り、
世界中でご利用いただけます。」

他に発行している会社はありませんので、
日本国内で新たに発行されることはなさそうですね。



相馬隆幸

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