旅行業務取扱管理者講座の講師ブログ

6月

6月になりました。

国内管理者試験まで、あと約3カ月です。
(今年は、9月6日が実施予定日です。)

既に準備が整い、「明日、試験でも大丈夫!」という人もいれば、
予定通り進まず、「今年の受験、今から間に合うかな」
と心配になっている人もいるでしょう。
(効率よく学習できれば、2~3カ月あれば十分ですよ。)

いずれにしても、ゴールは9月(10月)ですから、
見通しを立てて学習することが必要です。

ところで、6月は雨が多く、旅行に適した時期とはいえません。
JRの団体割引は、すべて第2期(15%引き)に該当し、
月~木は閑散期(-200円)です。
お客さんが少ないことを表していますね。

そこで、6月はどんな観光地に人気があるのか、
以前も調べた各地の日帰りバスツアーの、6月の目的地を調べてみました。

まず、梅雨がないといわれる、北海道の札幌発から。
春の遅い北海道では、6月頃でもチューリップや芝桜、
クロッカス等多くの花が咲きます。

札幌市内には大通公園、百合が原公園 、滝野すずらん丘陵公園など、
花の名所がいくつかあり、またラベンダーを求めて富良野まで行き、
さらに美瑛にも訪れるコースに人気があるようです。
雨の心配が少ないのはいいですね。

次に、九州の福岡発です。

九州では有名な観光列車が多く運行されています。
例えば「特急 A列車で行こう」
「観光列車 おれんじ食堂」
「南阿蘇鉄道 トロッコ列車」等です。

これらとバスを組み合わせ、
さらに美味しい料理を味わうツアーが特徴です。

たしかに、食事をしながら車窓から景色を楽しめば、
少しくらいの雨なら気になりませんね。

また、大河ドラマの舞台の山口県の萩へのツアーや、
世界遺産国内暫定リストに記載された、
「軍艦島(端島)クルーズ付きバスツアー」など、
タイムリーな企画もありました。

季節ごとに観光のテーマを変えて、
多くのお客さんを集めているようですね。