
定年後の人生設計に役立つ!FP2級を1週間のインフル休暇で逆転合格した60代男性の体験記
60歳を目前に控え、定年後の生活設計と再就職に役立つ資格を模索していた私。友人のFP3級取得をきっかけに、より上位のFP2級に挑戦することを決意しました。記憶力と体力の衰えを感じながらも、朝5時起きの学習習慣と工夫を重ね、最後はインフルエンザという予期せぬ試練を乗り越えて見事合格。定年後の人生に新たな可能性を見出した学びの軌跡をお伝えします。
定年を前に資格取得を決意
定年間近となり、今後の生活設計や定年後の再就職に役立つ資格はないかと模索していたところ、友人がファイナンシャル・プランナー(FP)3級を取得したという話を聞きました。「自分にもできるのではないか」と考え始めたのです。
しかし調べていくうちに、3級を取得してから2級に進むのは時間的にもったいないと感じました。さらに調査を進めると、AFPの認定研修を修了すれば、いきなりFP2級試験から受験できることが分かったのです。
過去にもフォーサイトの通信講座で資格取得の経験があったため、迷わずバリューセット1(基礎+過去問講座)のDVDコースに申し込みました。教材が届いた時、その冊数の多さに驚き、今更ながらFP学習範囲の広さを実感したことを覚えています。
提案書作成という最初の壁
合格体験記で「提案書の作成が大変」と書かれていたので、まずはこれを早く済ませて本格的な学習に専念しようと取り掛かりました。しかし、何の知識もない状態での提案書作成は想像以上に難しかったのです。
課題の条件を入力したり、テキストとDVDを行ったり来たりしながら作業を進めました。当初は1~2週間でできるだろうと甘く見積もっていましたが、実際には1ヶ月近くを要してしまいました。
しかし、この苦労がFPの仕事を知る上で大いに役立ち、より一層興味を深めるきっかけとなりました。提案書作成の経験が、その後の学習をくじけず楽しく進められた原動力になったのです。
60代の体と記憶力に合わせた学習計画
翌年1月末の試験を目指し、9月終わりから学習を開始。提案書の修了証が届いたのは10月末頃でした。60歳近い年齢で、記憶力と体力の衰えを自覚していたため、効率的な学習計画を立てることにしました。
朝は5時前に起きて1時間、テキストを読み進める時間に充てました。仕事から帰宅後の夜8時頃からは1時間30分程度、眠気と闘いながら問題集に取り組みました。記憶を定着させるには、インプット(テキスト)とアウトプット(問題集)のバランスが重要だと実感しました。
無理は禁物と考え、あえて学習時間を制限しました。長時間の勉強は翌日以降に響くため、体を休ませることも重視したのです。お正月の3ケ日も無理せず、ラストスパート前のリラックスタイムと割り切ってゆっくり過ごしました。
年始からは過去問を中心に2~3回繰り返し解くようにして、特に基本的な問題でのミスをなくすことに注力しました。この取り組みにより、苦手だった学科は7割近く、実技は8割を超える得点ができるようになり、ようやく自信がついてきました。
インフルエンザという予期せぬ試練
試験10日前、最も追い込みたい時期にインフルエンザに罹患してしまいました。仕事を1週間休まざるを得なくなり、一瞬焦りましたが、この休みを「神様がくれた学習時間」と前向きに捉え直しました。
熱が下がってからは、自宅でゆっくりと試験対策に取り組むことができました。この1週間の集中学習が、実は最後の仕上げとして非常に効果的だったのです。FPの知識を総復習し、弱点を補強する貴重な時間となりました。
そして迎えた試験日。これまでの努力が実を結び、見事合格することができました。今、合格通知を手にして、途中であきらめなくて本当に良かったと感じています。
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講師コメント
合格おめでとうございます!定年を控えた時期に新たな挑戦をされ、見事に成果を上げられたことに心から敬意を表します。
60代という年齢を感じさせない学習への取り組みは、多くの方の励みになるでしょう。特に朝の早起き学習と夜の問題演習という効率的な時間活用、そして体調管理を重視した無理のないペース配分は、壮年期以降の学習者にとって理想的なアプローチです。
インフルエンザという逆境も「神様がくれた学習時間」と前向きに捉え直す姿勢は、まさに人生経験から培われた深い知恵を感じさせます。この資格取得が、定年後の新たなキャリアや充実した人生設計の一助となることを願っています。
今後AFPとしてさらに知識を深め、ご自身の経験と組み合わせることで、同世代の方々への良きアドバイザーとなられることでしょう。引き続きのご活躍を期待しています。