
1000時間の学習量を250時間に凝縮!建築設備のプロが語るFPテキスト活用術
仕事で顧客とのローン相談に対応するため、全くの初学者から2級FP技能士に挑戦。建築士試験で培った1000時間の学習経験を活かし、効率的な学習法でわずか250時間の学習で合格を勝ち取りました。建築設計の知識と金融知識を兼ね備えた「広く浅く」の総合力で、顧客満足度の向上を目指す私の合格体験記をご紹介します。
FP資格取得を決意した理由
建築事務所で設備関係の仕事をしている私ですが、日々の顧客との打ち合わせの中で、ローンに関する話題が頻繁に出てくることに気づきました。
業界を見渡すと、多くの建築設計事務所や宅建業者は「設計担当」「販売担当」「ローン等の相談担当(ほぼ外注)」と分業制になっています。しかし、顧客にとっては「設計から施工、不動産販売、さらにローンに関する相談」まで一貫して対応できる担当者がいる方が便利なはず。
そこで私は「広く浅く知識を持つ総合的なアドバイザー」になるため、まず2級FPの取得を目指すことにしました。将来的には1級FP技能士の資格も視野に入れています。
また、多くの方が言われているように、FP試験の学習内容は「ビジネスのため」だけでなく「自分自身の生活のため」にもなるという点も、受験を決意した大きな理由でした。
全くの無知からのスタート
受験を思い立ったのは試験直前で、FP試験については全くの無知からのスタートでした。まずはネットで情報収集を行い、いきなり2級を受験するには条件があること、国家試験以外にAFPやCFPといった民間の認定資格があることを知りました。
3級FP技能士の資格を持っていなかった私は、AFP講座を修了することで2級の受験資格を得る道を選びました。そこでフォーサイトのAFP認定講座を知り、申し込むことにしました。
2級FP技能士試験は合格率が約20%と、国家試験の中では比較的取りやすいとされていますが、初めての受験では「右も左も分からない」状態です。そんな時に役立ったのが、フォーサイトから送られてきた「一般的な学習法をガイドしているDVD」や「試験1ヶ月前向けのDVD」でした。これらは他の講座ではあまり見かけない、非常に有益な教材だと感じました。
建築士試験で培った効率的な学習法
学習時間の設定方法
私は「1日何時間」という設定ではなく、「この試験でトータル何時間」という目標設定をする方法を採用しています。例えば「建築士試験で1000時間」「設備士試験で500時間」「宅建試験で250時間」といった具合です。
2級FP試験は宅建試験とほぼ同レベルと考え、学習時間を「トータル250時間」と設定しました。さらにこれを細分化し、「提案書10時間」「DVD視聴&テキスト60時間」「問題集180時間」という配分にしました。
過去の経験から、学習割合は「テキスト:問題集=1:3」という時間配分が効果的だと分かっていました。この時間配分を試験日までの残り期間に当てはめて学習計画を立てました。
予習復習と教材の活用法
予習は全く行わず、まずはDVDを単元ごとに視聴し、「チェックテスト」を解きました。その後、1科目ごとに問題集をまとめて解く方法を採用しました。
FP試験は過去問からの類似問題が非常に多いため、問題集を中心に4往復しました:
1. 1回目:問題に慣れるための練習と解答解説の理解
2. 2回目:問題を解きながら解答(およびポイント)を問題集に赤ボールペンで直接記入
3. 3回目:赤シートで隠しながらチェック(解答解説を見る時間が短縮できる)
4. 4回目:全てのおさらい
特に重要だと感じたのは、「問題を四択で一問と考えずに1行ごとの○×問題」として解く方法です。これにより、より細かい知識の定着が図れました。
精神面の維持
どの試験にも言えることですが、「今受ける試験を通過点と考えること」が大切です。私は「この試験は1級FPやCFP受験のための『受験資格』を得るために受けるもの」と位置づけていました。こうした考え方が、プレッシャーを軽減するのに役立ちました。
直前対策の工夫
問題集も4往復目になると、解答を確認するためにページをめくる作業が煩わしくなってきます。そこで問題集の2回目か3回目の時点で、赤ボールペンで答え(およびポイント)を問題集に直接書いておき、あとは赤シートで隠しながら「ひたすら」問題を解く方法が最も効率的でした。
フォーサイトの問題集は解答が見開きになっており、問題を四択で一問として解く場合には効率が良いのですが、問題を1行ごとの○×問題として解いていると、答えが先に見えてしまうこともありました。個人的には「解答」は上段ではなく下段に記載されていると使いやすいと感じました。
フォーサイト教材の活用と講師の印象
フォーサイトの講師陣は皆、実務家として内容を具体的に熟知されており、丁寧な講義をされている印象を受けました。科目によって講師が異なるため教え方に少し違いはありましたが、多くの講座(特に通学講座)で見られる「テキストの棒読み」ではなく、各講師がオリジナリティのある講義をされていた点が非常に良かったです。
テキストと問題集は単元ごとにリンクされており、非常に使いやすかったです。また、様々なシステムや付録(manabun(eラーニング)、ポスターなど)があり、楽しみながら学ぶことができました。
こうした教材と学習法のおかげで、無事に合格することができました。
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講師コメント
合格おめでとうございます!建築士試験で培った1000時間の学習経験を活かし、FP試験を効率的に攻略されたことに感銘を受けました。「テキスト:問題集=1:3」という時間配分や、問題を「1行ごとの○×問題」として解く工夫など、多忙な日々の中、効率的な学習を追求し、見事に合格を勝ち取られたことに心より敬意を表します。モバイル教材やスキマ時間の活用は、まさにこの世代の皆さんの強み。これからも、限られた時間の中で最大の成果を出すための学習戦略を磨き続けてください。