2013 / 03

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2013/03

釉薬

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リヤドロのポーセリンのお人形の話題の時、釉薬について少し触れました。

釉薬というのは、陶器や磁器の表面を覆う、ガラス質のことをいいます。いわゆる「焼き物」といわれる陶器や磁器の、粘土を形作った後にその表面に塗って、焼きあがった時にさまざまな効果をもたらすものです。

釉薬に含まれる金属の成分が、焼くことで化学変化をおこし、美しい色に変わったり、光沢が出たり、模様が出来たり、金属によってその変化も異なります。

また、もともとの粘土によってもその色の出方が異なることがあり、例えば色名にもなっている「辰砂」の釉薬は、赤土ではグレイッシュな茶色に、黒土ではグレイに変化するようです。

陶芸家がせっかく手間も暇もかけて焼き上げた作品を気に入らなくて壊してしまう、という話も聞いたことがありますが、こんな色に、と期待した色にならなかった悔しい気持ちが、なんとなくわかる気がしてきました。

予想以上に奥が深い世界ですね。


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2013/03

リヤドロの色

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雛祭りの前に、店頭でとても素敵な雛人形を見かけ、思わず足を止めてしまいました。

ポーセリンでできたリヤドロのお人形をご存じでしょうか。

2013年、創立60周年を迎えるスペインの会社で、粘土で形作った人形から型をとり、人形の形に作り上げた後、絵付けして焼き上げられます。

この微妙な色合いは、熟練した絵付け師が彩色するのですが、4000種と言われる色をイメージ通りに使い分けて行くのだそう。焼きあがったときの色の変化、釉薬をかけた時の効果など、経験と勘とで色が施されていくようです。

その独特の色みは、グレイがかったおだやかで優しい色合いで、飾られた内裏さまとお雛様の姿に、心を奪われてしまいました。

リヤドロはお雛様だけでなく、動物モチーフや子どもモチーフなど、そのいきいきとした表情も素晴らしいデザインが揃っています。

ぜひ我が家にも飾りたいところですが、お値札を見るとあの地震の揺れがよみがえって、どうにも財布のひもが緩まない…。しばらくはお店で眺めさせて頂きましょう。


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2013/03

いちご

0:00:33 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

先日はいちごの飲み物の話題を取り上げましたが、数年前から、イチゴは赤、という常識を破り、白いイチゴが登場したことをご存じの方も多いと思います。

これは、突然変異でできた白いイチゴを交配し続け、20年もの歳月をかけて誕生したものだとか。

白いイチゴはまだ熟していないイメージがありますから、食べた時の甘さと香りにもこだわって育成したということです。

色彩学的には、赤は食欲をそそる色ですから、見た目で「おいしそう」と思う印象が取り除かれても受け入れられるには、白いイチゴにはかなりのインパクトが必要かもしれません。

やっぱり赤いイチゴの方が美味しそうだなぁ、と思っていたら、「紅白で」楽しむという目的があるのだとか。

まだまだ手が出しにくいお値段のようですが、この季節、ちょっと気になる話題です。


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2013/03

梅の香り

0:00:08 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

今年は寒さのせいか、梅の開花時期もゆっくりだったようですが、外出すると、ふわりとよい香りに包まれることがあるようになってきました。

白梅と紅梅の違いしか分からずに過ごしてきましたが、実は梅にも沢山の種類があるのですね。先日近所のお宅に、一本の木に、白、ピンク、紅、と異なる色の花をつける梅の木を見つけました。

その梅は枝ごとに色が異なりましたので、おそらく接ぎ木をして育てられてのだと思いますが、梅の木には、一本で紅白咲き分ける品種もあるようです。
種類によって、一枝に白からピンク、紅のグラデーションを描く品種や、一輪の花が花弁ごとに白や紅に咲くもの、一枚の花弁の内側からグラデーションを描くもの、などさまざまです。

やさしく包み込むような梅の香りは、ひっそり訪れる春の気配そのもの。

季節が変わるのも、もうすぐですね。