ファンの方には申し訳ないながら
「エヴァンゲリオン」なるものが何かが分からないながら、
11月から運行開始した山陽新幹線が気になっています。

山陽新幹線が開通して40年の記念に、
放送開始から20年のエヴァンゲリオンとの
コラボレーションが企画された、500系新幹線「500 TYPE EVA」。

先頭車は、薄い紫と濃い紫に、反対色の黄緑と、赤、グレーが配された5色のデザインで、
期間限定にもかかわらず、安全性を考慮してフィルムでの着色ではなく塗装されたのだそうです。

新幹線を5色に塗装するのは大変で、塗って乾かす作業を繰り返し、
8両編成で1カ月を要したと聞いています。

でもそのデザインは、エヴァンゲリオンそのもの、というわけでもない。
それは、広告になってしまうと「屋外広告物」として規制の対象になってしまい、
多くの自治体をまたがって走行する山陽新幹線が
自治体ごとに異なる規制に対応するのは難しいからだとか。

そのために、あくまでも単にエヴァンゲリオンの世界観、
というコンセプトにしているのだとか。

「エヴァンゲリオン」を知らないながら、
その車体の美しさは、一度是非乗ってみたいと思わせられた仕上がりでした。


18

2015/12

フランク・ゲーリー展

0:00:44 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

六本木ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTで開催中の、
フランク・ゲーリー展に行ってきました。

フランク・ゲーリーは、以前こちらでもご紹介した、
フランスのルイ・ヴィトン財団の美術館を手がけた建築家です。
そのユニークなデザインに興味が募り、期待して見てまいりました。

今回の展覧会は、彼の独創的なアイディアに焦点を当て、
その発想の過程にフォーカスしたものになっていました。

ある意味、天才肌かと思いきや、
心に残ったのは彼のマニフェストの中での言葉でした。

彼のアイディアについてですが、浮かんだアイディアを模型にしたら、
嫌いになるまで見続けるのだとか。

それを直して別の模型を作るとまた新しいアイディアが浮かび、
またそのアイディアが好きになる。

そうやって考えに考えているうちに、
最高傑作が生まれるのだ、という概要。

新しいものを生み出す、ということ、
そしてその努力について、深く考えさせられた展覧会でした。

フランク・ゲーリー展、2月7日まで開催しています。


11

2015/12

政近準子さんのお話

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先日、色彩学会の催しで、政近さんの講演を伺う機会がありました。

イタリアに移住なさったことで、服装の文化を体験なさり、
帰国後、「パーソナルスタイリスト」として活躍していらっしゃる方です。

そのパーソナルスタイリストという職業が、
高校の教科書に取り上げられたとのこと。

日本には独自のファッション文化がありますが、
本来のルールを教わるシステムはあまりないのが現状です。

今でこそ、ファッションのTPOなどといわれますが、
それだけでは足りないもっと奥深いルールが存在しているのだとか。

最初におっしゃったのは、女性は男性の服装に合わせるのが
基本ルールなのだということ。

いわゆる男性のドレスコードに、
女性が合っていることが常識なのだそうです。

男性は女性のおまけ、のように思われている
日本のファッション事情とは全く違うのですね。

洋装の文化の浅い日本、ファッションの文化も、
もっともっと充実していくことを願っています。


04

2015/12

日本の技術

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ドラマの影響なのか、日本の高い技術に注目が集まっていますね。

11月末に、種子島宇宙センターから打ち上げられた
国産ロケット、H-2Aロケットも記憶に新しいと思います。

国産ロケットが商業衛星を打ち上げるのは初めてなのだとか。

これまで、地上数百キロで切り離して衛星を自力で飛行させていたのですが、
今回はロケットで34000キロまで運ぶのだそうです。

そのため、前回30分ほどだった衛星を切り離すまでの時間が
4時間半ほどに延びたのだとか。

その負担を、機体をまっ白にすることで、太陽熱を反射し、
エネルギーの消耗を抑えることで対処するという方法が取られたのだそうです。

色が日本の高い技術の一端を担っているなんて、
世界に誇れる日本の技術と共に、わくわくしてしまいました。


24

2015/11

赤と闘争心

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赤は勝負の色、といわれますね。

赤と青を比べる心理学の実験は多くありますが、
赤が闘争心をあおるという結果について、
疑問に思っていたことがあります。

例えば赤い車は、スピードを出し過ぎてしまう傾向がある、
という実験結果があるのですが、
目で見た色によって赤の刺激を受けるのであれば、
赤い車を見ているドライバーはどうなのだろう、
というものです。

調べてみると、テコンドーというスポーツについて調べた結果を見つけました。

赤の防ぐと青の防具をつけた者同士の対戦では、
赤の選手が勝つ確率が高いのだということ。

つまり、赤を見ている選手ではなく、
赤を身につけている選手が勝利をおさめているのです。

さらに興味深かったのは、テコンドーの審判に、
試合の映像を2種類見せた時の反応です。

一つはオリジナルの試合の映像で、
もう一つは、全く同じ映像をデジタル処理で
赤と青の防具の色を逆にした映像を準備。

両方同じ試合であったにもかかわらず、
審判は、選手の「動き」ではなく、選手の「色」によって、
支持の仕方が決まっていたというのです。

赤は、身につけることで、
本人だけでなく、ジャッジも勝利に傾きやすいという、
大変興味深い結果でした。


17

2015/11

家庭用プリンタのインク

0:00:08 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

外出先で、張り紙を見ていた子どもが、
「赤い字から色んな色が出ている~!」と言うので見てみると、
手作りであろう張り紙のインクの文字が、
ビニールカバーの隙間から入り込んだ雨で滲んで、
流れかけていました。

赤は、プリンタでは、減法混色の3原色、
シアン、マゼンタ、イエローによって
沢山の色を再現しているので、
赤はマゼンタとイエローからできています。

赤のインクが水分によって、
元々のインクの色が比重の違いによって
分かれて滲んで見えたのでしょう。

赤い文字からマゼンタとイエローが現れていました。
頭ではしっかり理解していた理論ですが、
実際に見た時、本気で「ホントだ!」と言ってしまいました。

身の回りのこんなことも、試して見ると面白いかもしれません。
そうやって体得した知識は沢山の発見に結び付きますね。


10

2015/11

ライオンのたてがみ

0:00:48 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

先日「ライオンキング」を見た時、
ライオンのたてがみの色には黄金色から
こげ茶色までさまざまあることに気付き、
理由を探ってみました。

ダーウィンの学説では、
たてがみは首や喉など急所を守るためにある
と言われていたのですが、近頃、研究者によって、
それが覆されたようなのです。

実は、オスのライオンは、敵を倒して自信を持った時、
脳からあるホルモンが出され、このホルモンがたてがみの色を黒く、
長くしているのだそうです。

長くて濃い色のたてがみをもつライオンの方が、
より強くてたくましいということ。

すなわち、色の濃いたてがみをもつオスライオンの方が、
メスにもてるのだということです。

恐縮ながらライオンキングの王様のたてがみは黄金色でしたが、
色の神秘、ますます興味を引き付けられます。


03

2015/11

ディネ・アン・ブラン

0:00:03 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

世界最大級といわれるシークレットパーティー、ご存知でしたでしょうか。

10月の初め、都内のパブリックスペースがパーティ会場になる、
というイベントが初めて日本に上陸し、開催されました。

そのドレスコードは、全身「白」であること。
服も靴もアクセサリーも白づくめ、
そしてテーブルコーディネートや料理のプロデュースも自分たちで行うという、
「白いキャンバス」のようなパーティだということ。

パーティ会場が事前に明かされていないにもかかわらず、
テーブルも椅子も、そして飲み物や食べ物まで持ちよって、
自由に演出できるのだそうです。

パリで始まったというこの催し、
現在パリでは15000人、NYでは4000人もの参加者があるそうです。

色でたくさんの人々の心を一つにする、これも色の大きな力ですね。


LEDの普及により、神社仏閣など歴史的建造物の
ライトアップが盛んになっていますね。

今年、京都の平等院鳳凰堂のライトアップが、
日本照明賞を受賞しています。

鳳凰堂を照らす色温度や左右対称の姿を
最も美しく見せる輝度分布などを、何度もシミュレーションして、
最適な値を決めたのだそうです。

LED照明としては、Ra95(平均演色評価数)を実現したとのことなので、
自然な色合いを損ねることのないライトアップを
実現していることにも興味をひかれます。

照明に使われたLED投光器は、
時間によって場所ごとに明るさを変えるシステムになっていて、
鳳凰堂の陰影を変化させる演出ができ、
こちらの投光器も、照明技術開発賞を受賞しているとのこと。

1年半ぶりに拝観が再開された平等院、
紅葉と共に楽しめる良い時期となりました。


19

2015/10

だるま朝日

0:00:41 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

昇る太陽が、焼いたおもちが膨らむような、
だるまさんの頭のような形に見える現象をご存じでしょうか。

欧米ではオメガ・サン(Ω)と呼ばれるものです。

とても縁起がよく、見た人に幸運をもたらすのだとか。

これは、秋から冬にかけての時期に見られる現象で、
空気が冷たく、海水温が高い時、海面付近の暖かい空気と
冷たい空気の境界で太陽の光が屈折し、
太陽の一部が海面に映り込むことで起こるのだということです。

気温が海水温より下がり、かつ晴れの日、
今くらいの時期に限って年に数回しか見ることができないとか。

縁起の良いだるま朝日の話題で、
11月の検定試験を受験なさる方々に、
幸運が訪れるといいなと思っています。


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