フォーサイト社長 山田浩司の社長日記

先日、ふと、「やる気は植物に似ている」と思いつきました。

植物は何日かに一度、水をやり、太陽にあたるようにし、
手間をかけないと枯れてしまいます。

やる気も同じです。

通信講座の教材を届いた直後はやる気満々ですが、
少しすると、だんだんやる気がなくなっていきます。

だから、やる気を継続するには、手間をかけ続けないとダメです。

今日はここまでやったら、ご褒美としてビール。
明日はここまでやったら、コンサート。
そして、模擬試験で合格ラインを超えたら、一休み。

もちろん、フォーサイトからも手間をかけて、
みなさんのやる気が継続できるようにがんばりたいと考えています。



今回は、「なぜ勉強をするのか」
鈴木光司著 ソフトバンク新書を取り上げてみたいと思います。

この本もなかなかの良書です。
前回の書籍は大人のための書籍ですが、今回の書籍は、子供を対象にしています。

私なりに理解したところを要約してみたいと思います。

すべてに通じる能力として、「理解力」「想像力」「表現力」の3つがあります。
これらの能力を磨くのが勉強。

勉強は知識をインプットします。この段階で理解力が必要です。
次に、問題を解きます。これには表現力が必要です。
そして、インプットとアウトプットをつなぐには想像力が必要となります。

国語・数学・理科・社会といろいろな科目を学ぶことで、
さまざまな角度から多角的にこれらの能力を磨いていくのが学校の勉強なのです。

そして、しっかり勉強しておけば、しっかりした判断ができるようになります。
これにより、未来がよりよくなります。
つまり、「勉強とは、未来をよりよくするためにするもの」なのです。

「勉強とは、未来をよりよくするためにするもの」
という考え方はすばらしいと思いませんか?



これまで、勉強法については長年、いろいろ研究してきました。
ところが、「そもそも人はなぜ勉強するのか?」という疑問が湧きました。
そこで、最近、いろいろな本を読んで研究しています。

その中でも、すばらしい1冊が「人はなぜ勉強をするのか 千秋の人 吉田松陰」
岩橋文吉著 モラロジー研究所発行です。

私なりに理解したところを要約してみたいと思います。

人間はひとりひとり尊い持ち味を必ずもっています。
ただ、これは一人一人違います。
ある者は赤色で、ある者は青色と異なっています。

しかし、鉱石と同じで、磨かないと何色なのかわかりません。
本人すらもわかりません。

本来の人間には、私欲という不純物があるのでただの石ころにすぎません。
この不純物質を取り除き、精錬し、輝きを表すための道が勉強なのです。
つまり、勉強は「自分探し」のために行うものなのです。

たとえば、文学作品を読むのはあまり楽しくないが、
数学の問題を解いていると時が経つのを忘れるということがあります。
このように勉強を通じて、自分の持ち味を徐々に自覚していきます。

このように勉強を続け、やがて機が熟すると不思議なことが起こります。
それは、自分の持ち味を卓越した状態にまで高めたいという志が起きます。
たとえば、世界的な数学者になりたいとか、世界的なピアニストになりたいとか。

そして、同時に、この志とみんなの幸せを結び付けたいという志が起きます。
たとえば、自分のピアノ演奏によって、みんなを幸せにしたいという夢を持ちます。
つまり、自分の持ち味を発揮することが、世の中のためになるという
自分独自の道を見つけ、その道を志すようになります。

このような人生を過ごすために必要なものが勉強なのです。

吉田松陰は、勉強とは、人が正しい道を知ろうとするものであって、
それによって、名誉や利益を求めるべきではないと考えていました。
有名人になるための勉強やよい就職先にありつくためにするものではないと言っています。

いい大学・いい会社に入るための勉強は本当の意味での勉強ではないのかもしれません。



脳波分析が進化しています。

機器自体もかなり低価格になり、
分析精度もあがっています。
この調子でいくと、まもなく、人間が何を考え、
どうしたいのかが機械によって
手に取るようにわかる時代になると思います。

これによって、四肢が不自由な方にとっては
すばらしい福音になると思います。
ただ、使い方によっては、大変なことも予想されます。

たとえば、デートの際、
相手の感情が手にとるようにわかったら。

「私のこと、好き?」
「うん、好きだとよ」と答えたにもかかわらず、
脳波は「これはうそです」と反応したら。
考えるだけでもぞっとします。

DNAの解読、脳波の分析。
何でもわかる時代が目の前まで来ています。
その時、人間はどうするべきなのか。

悩ましい時代の幕開けかもしれません。



昨年11月、国立情報研究所や富士通研究所が共同で開発する
人工知能「東ロポくん」が東大の入試模試に挑戦し、
数学で合格者平均を超える偏差値61.2をたたき出しました。

将棋ソフトがプロ棋士を負かすなど、
近年の人工知能の躍進にはめざましいものがあります。
この調子で進化が進むと、
ほとんどの分野で人間が負けてしまうかもしれません。

その時、人間の存在意義とは?

人工知能に人間が使われる日は遠くないかもしれません。



アメリカのグーグルは昨年9月、
エデックスと業務提携し、
教育市場に参入することを発表しました。

また、昨年10月には、アマゾンは、
教育サービスを手掛ける
テンマークス・エデュケーションを買収しました。
さらに、ディー・エヌ・エーも
昨年12月16日教育市場への参入を表明しました。

教育市場は閉鎖的で
これまで新規作業はほとんどない状態でした。

どんどん新規参入することによって、
業界が活性化すればと考えています。



2014年1月7日の日本経済新聞社の朝刊の記事によれば、
資格取得をめざしていない人の41.8%が
「勉強する時間がない」という理由を挙げているとのことでした。

通学講座が主流であった昔の話なら理解できますが、
今は通信講座の世の中。
果たして、本当に勉強時間がないのが疑問です。

たとえば、1日の通勤時間(往復)を90分、
年間勤務日数を245日とすると、
なんと、1年間で367.5時間にも上ります。
この時間をすべて資格取得の勉強に充てれば、
宅建ぐらいの資格なら合格できます。

これに加えて、昼食の時間中に勉強をしたり、
さまざまなすき間時間を加えれば、
年間で優に500時間は確保できるのではないかと考えます。

時間がないは、言い訳に過ぎません。



年末から「天才の研究」をしています。

天才の関する書籍を読み漁っています。
目的は、もちろん、通信講座のレベルアップに役立てるためです。

まだ、すべての書籍を読んだわけではありませんが、今まで読んだものの多数は、「天才は努力によって生まれる」という主張です。
生まれつきの特殊才能はないと言っています。

もちろん、例外はありますが、世の中で知られる天才のほとんどが、努力・努力・努力なのです。



フォーサイトでは毎年2月と9月の年2回に講師会議を実施しています。
フォーサイトの講師は原則、全員参加します。

講師会議の目的は下記の2点です。
①フォーサイトの講義の質を上げる。
②講師間の交流を深める。

講義の質を上げるために、まず、フォーサイト独自の講義の仕方を徹底します。
フォーサイトの場合、オリジナルスタジオで撮影するため、受講生がいません。
なので、通学講座とは異なる講義ノウハウが必要となります。
それをオリジナルマニュアル(社外秘です)を元に説明し、練習します。

研修終了後は、講師全員で飲み会です。
全員で仲良くなっていただき、情報交換をしていただきます。

これらによって、少しずつですが、進化していきたいと考えています。



昨年の本試験の直前に、多くの受講生から「本試験前のブレッシャー」に関する相談を受けました。

これまで、本試験直前の不安に対して、「がんばって」というご返信をさせていだたきましたが、
これでは、根本的な問題解決にはならないと反省し、年末からプレッシャーに関する研究をしています。

多くの書籍がスポーツ関係のものです。
競技の直前に、いかにプレッシャーに克つかというものが大半です。
これらの書籍を読みながら、本試験直前のプレッシャーに克つノウハウが構築できないかと考えています。

勉強をはじめると、ヨガや禅に関する知識が必要なこともわかってきました。
なかなか奥が深いと感じています。

今年の本試験までには、ひとつでも多くの受講生がプレッシャーに負けないで本試験を迎えられるように指導できるようにしたいと考えています。



山田浩司

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