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そして父になる

そして父になる

第66回カンヌ映画祭審査員特別賞受賞作!「赤ちゃん取り違え」という実話から生まれたフィクション

今回取り上げる作品は、『そして父になる』。 第66回カンヌ映画祭審査員特別賞受賞という栄えあるニュースは日本中に轟き、異例の前倒し公開となりました。そして、公開から3週目にして、早くも興収20億円を突破!

メガホンを取ったのは、『幻の光』、『誰も知らない』、『歩いても歩いても』などを代表作にテレビドキュメンタリー、ミュージックビデオにおいても活躍している是枝裕和監督。主演は、歌手で俳優、抜群の人気を誇る福山雅治。キャリアと実績のあるベテラン俳優たちが脇を固めます。

本作は、「赤ちゃん取り違え事件」という実話をもとに是枝監督によるオリジナル脚本でつくられたお話です。

二つの家族というフィルターを通し、浮かぶ問い 「家族とは、一体何なのか」

本作品に描かれているのは、二つの家族の絆と在り方。

6年間育ててきた息子が、実は他人の子どもだったと判明することから、物語は始まります。
ひとつの家族は、都心の高級マンションに住み、何不自由ない生活を送っています。もうひとつは、群馬にある小さな電気屋で狭いながらも笑いの絶えない家族。

主人公は、一流大学を卒業し、大手建設会社に勤めるエリートサラリーマン。いわゆる人生の勝ち組です。しかし、自分の手の及ばない、不可抗力の「事件」に悩み、葛藤し、これまでの生き方を振り返ります。

「実の子を選ぶのか、それとも育ての子か」

人生の優先順位、求めるものが対極にありながら、二組の家族に共通して存在するのは、これまで育ててきた子どもに対する愛情。多くの家族は、血のつながりという前提があって、共に生き、同じ時間を過ごすもの。
「家族とは一体何なのか」、スクリーンから、そんな疑問が浮かびあがります。

「父とは…」「母とは…」、「子どもとは…」 家族それぞれが有する、かけがえのない役割

非現実的に思われるかもしれませんが、「赤ちゃん取り違え事件」は、昭和40年代まで、日本でも頻繁にあったそうです。その多くのケースで、血縁を選び、お互いの子どもを交換したといいます。

「父親」、「母親」、「子ども」、「兄」、「姉」、「弟」、「妹」、家族の中にはそれぞれの役割があり、微妙なバランスで成立しています。長い時間を共にするだけに、時には傷つけ合い、ケンカをすることもあるかもしれません。どんな家族もそれぞれ固有の悩みがあり、課題や問題、試練があります。
もともと他人同士の男と女からスタートするのが家族。家族というテーマには、自ずと人類の普遍性が関わります。

受験生の皆さん、今はひたすら勉強あるのみだと思います。

「何のために資格を取るのか」

時には己を振り返り、家族との在り方を見つめ直す時間も大事にしてくださいね。

 

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