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資格がなければ就職できない職業がある?

資格がなければできない仕事がある? 業務独占資格の秘密とは

 世の中には「資格」がないと、絶対につけない仕事もあります。弁護士、公認会計士、医師、歯科医師、税理士、行政書士、司法書士などがそれにあたります。いわゆる「業務独占資格」と呼ばれるものです。これらの職を得たいと思えば「資格」の取得は必須です。
 ちなみに、「業務独占資格」は、「資格」によって人数が制限されているために、競争相手が少なくなり、仕事自体も安定していると言われています。そのため、一般的な会社員と比べれば、年収も社会的地位も高くなります。

 もちろん、「資格」は持っていないけれども十分な実力はある、という人もいます。マンガの中の登場人物ですが、手塚治虫の描くブラック・ジャックなどはその典型でしょう。
 ブラック・ジャックは医師資格を持っていませんが、その手術の腕前は天才的だと言われています。しかし「資格」がないために、しばしば「ニセ医師」として迫害されることがあります。
 マンガの主人公ではないあなたが、現実の世界で「資格」の必要な仕事をして、きちんと評価を得たいのであれば、やはり「資格」を取ることが必要になってくるでしょう。

 なお「資格」の中には「業務独占資格」でないものもあります。保険士、調理師、栄養士、介護福祉士、社会福祉士、などは「業務独占資格」ではありません。ですから、「資格」を持ってなくても、その種の仕事に就くことは可能でしょう。
ただし、保険士や調理師といった「資格」は法律で決められたものなので、資格取得者以外が名乗ることはできません。このような「資格」を「名称独占資格」と呼びます。
 業務独占ではない「名称独占資格」といっても、持っているのと持っていないのとでは、大きく差がつきます。「資格」を持っていなくても実力を証明すれば仕事に就くことはできるでしょうが、「資格」があれば能力の保証になるので、採用される可能性が高くなります。ときには、資格手当がついて給料が高くなることもあるでしょう。

 資格取得に否定的な人は「資格を取っても、その資格で飯が食えない人もいる」などと言います。それはたしかに事実でしょう。「資格取得」がそのまま「安定した収入」につながるわけではありません。資格を活かして稼ぐためには、資格取得後にも別の努力が必要です。
 しかし「資格を取らなければ、その資格では絶対に飯が食えません」。資格取得はスタートラインにすぎませんが、何だかんだと言い訳をしてスタートラインにすら立とうとしない人は、決してゴール(目標)にたどりつくこともないのです。

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