ピンチをチャンスに変えれたのはフォーサイトのおかげ

ハンドルネーム:ひこいち様
業界:官公庁

自己紹介

10年以上前に独学で数ヶ月勉強しましたが、当然のごとく撃沈し、今回はフォーサイトの講座を活用し、見事リベンジを果たすことができました。

転職、就職に資格は有利に働いたか

私は、家庭の事情によりいったん離職を余儀なくされ、再就職時に自分を守ることができるようなスキルを身に付けたくて、社会保険労務士合格を目指すことにしました。再就職するにしても、家庭の事情により当面の間はフルタイムでの勤務が困難であるため、短時間勤務でかつ残業がないという条件で、年金相談業務の仕事をさがしました。いろいろ調べてみると、いくつかの自治体で「年金相談員」を募集していたり、銀行で「年金アドバイザー」として社会保険労務士有資格者の求人を出されているところがありました。銀行の求人はフルタイム勤務が条件の募集となっていたため、自治体の採用試験を2つ受け、そのうちの1つに合格し、この4月から「年金相談員」として勤務しています。実務経験に乏しかったため、社会保険労務士試験に合格していなければ、採用されていなかったと思います。
 ちなみに、もし自治体の試験に合格していなければ、各都道府県の社会保険労務士会で日本年金機構から委託を受け、県内の年金事務所や年金相談センターに社会保険労務士を派遣する業務を行っていると聞いていたので、登録して相談業務のあっせんを受けようと考えておりました。

希望とする仕事、業務内容に就くことができたか

社会保険労務士の資格は、労務管理などさまざまな分野で活用が可能な資格だと思いますが、私は、まずはその知識を年金分野で活用したいと考えました。現在の年金相談員という希望どおりの仕事に就くことができました。

資格を取得したことで仕事内容がどの程度広がった(変わった)か

年金相談員としての相談業務は多岐にわたるため、まだまだ実務経験が不足しており大変な面もありますが、資格取得のために学んだ知識を生かしながら、充実した日々を過ごしています。コロナの関係で、離職を余儀なくされた方からの相談(保険料の減免等)が現在も多くありますが、しっかり応対していきたいと思います。

資格を取る前と後で「年収」がどれだけ変化したか

フルタイム勤務から短時間勤務への転職でしたので、年収は半分以下に下がりました。その分残業はありませんし、他の方の仕事に合わせなければいけないという制約もありませんので、自分のペースで仕事をすることができるようになりました。

資格取得前の職種と資格取得後の職種はどう変化したか

離職前は、予算経理の事務を中心にしていました。他の部署との調整事務も多くあり、多忙を極めていました。資格取得後の仕事は、基本的に相談業務に特化したものであり、相談の合間に制度改正内容について確認する時間も取れるなど、自分のペースで仕事ができています。

資格取得したことで転職時の引き合いは多くなったか

自分が希望していた年金相談業務は、たくさん求人があるものではないので、自力で募集している自治体等を探し、それぞれの試験を受けたという感じです。社会保険労務士資格があれば、受験要件は満たしているため、事前の書類審査は難なく通過しました。

資格取得をしてよかったことは?

離職を余儀なくされ、先行きが不安な中での家事育児と勉強の両立は、なかなか厳しい時期もあり大変でしたが、ピンチをチャンスととらえ、家族の協力もあり最後までなんとかあきらめずに走りきれたことが、大きな自信になりました。合格したことで、今後の自分のライフプランの選択肢も増え、フルタイムで働けない状況の中でも、自分の希望どおり資格を生かした仕事に就くことができました。もともと勉強は好きな方ではなかったのですが、今回の社会保険労務士試験を機に、知識を維持するため、年金アドバイザーやファイナンシャルプランナー(共に3級)の試験にもチャレンジしました。自治体の筆記試験でも、年金にかかる専門的知識の求められる問題が多数出題されましたが、この2つの試験勉強を短時間ながら継続していたおかげで、それなりに対応することができました。今も通勤時間等を使って、9月のファイナンシャルプランナー2級の試験合格を目指して、少しずつですが勉強を始めたところです。これからも何か目標を設定しながら勉強を継続できればと思っています。特に、労働保険の分野は、もともと苦手だったこともあり知識の劣化が激しいため、せっかく取得した資格がただの紙切れにならないよう、これからも維持向上に努めていきたいです。

これから資格取得を目指す方へのメッセージ

社会保険労務士試験は、試験科目も多岐に渡りますし、覚えることも多いので、何から手をつけてよいか独学なら悩んでしまいますが、フォーサイトを信じて勉強すれば、必ず合格にたどり着けると思います。加藤先生の講義はとてもわかりわすかったです。