周囲から自分への視線が変わりました

ハンドルネーム:田中 悠一様
業界:製造業

自己紹介

東証一部上場の製造メーカーで人事担当をしております。社会保険労務士資格取得は人生の転機となりました。

周りからの評価に変化はあったか

社内表彰制度による表彰を受けたこともあってか、周囲からの視線は大きく変わりました。特に労務管理や給与計算の現場にあっては、日々発生する様々な問題やトラブルなどに対して「社労士の立場だったらどう考えるか」と問われることが増えました。

自分自身の自信はついたか

合格率の低い試験であることは事前にわかっていたため、自分にとって大きな挑戦でした。挑戦を乗り越えたことで、自分自身に自信がついたことはもちろんのこと、同じように多くの方が困難な挑戦を乗り越えて自信をつけていただきたいとも思うようになりました。

資格を取る前と後で「年収」がどれだけ変化したか

昇格のタイミングと偶然に同時期であったため、単純に資格試験を取得したことだけが原因だとは思いませんが、1割弱年収が上がりました。また社内表彰制度で報奨金ももらいましたので、喜びはとても大きかったです。

資格を取る前と後で家庭や会社で「立場」に変化があったか


人事の実務マネジメントをする立場として、自信をもって業務に励むことができるようになりました。また「専門知識を教える」ということに説得力が出てきたため、あまり人脈のなかった社内の人から「ちょっと教えて」と声を掛けられるようになりました。

資格取得前の職種と資格取得後の職種はどう変化したか

職種自体は変化ありません(人事職)。ただし、従来と比べると「後輩の育成をする」「専門知識の啓蒙をする」役回りが増えたように思います。これを通じて、コーチングや傾聴のスキルをはじめとした、対人スキルの習得にも問題意識が向くようになりました。

資格取得後にその他資格にもチャレンジしたか

自分自身が資格取得にチャレンジするよりも、「ほかの人のチャレンジを支援する」ことにシフトしています。社労士試験を通じて身に着けた勉強方法や、体系的知識などは、これから勉強をしようとする人へアドバイスをする際に役に立っています。

資格取得をしてよかったことは?

自分に自信がついたこと、仕事の幅が広がったこと、の二点が大きいです。社会保険労務士試験は難易度が高い分、それを乗り越えた時の感激はひとしおで、人生の新たなステージが開けてくるものと思います(目に見えるもの/見えないもの問わず)。もちろん、試験勉強で得た知識も貴重な財産です。

これから資格取得を目指す方へのメッセージ


試験勉強中、くじけそうになることが何度もあると思いますが、そんな時には「自分はなぜ受験しようと思ったのか」を振り返っていただき初心に戻る機会をつくることをお勧めします。そのためにも、受験を決心したときにはノートやメモ帳に自分の抱負を記録しておくとよいと思います。本当に苦しいときに自分を支えてくれるのは、「自分自身」以外の何物でもありません。