退職後の生き方を支えた行政書士資格取得

ハンドルネーム:三田 盛久様
業界:不動産事業関係

自己紹介

私は、現在、定年退職後の第二の人生を歩んでいます。
現在の事業と家族の生活を守ることに行政書士の資格を役立てています。

周りからの評価に変化はあったか

私は、60歳を過ぎてからの行政書士資格取得でした。
国家資格であることと、第二の人生に向けた準備をしていたことに周囲の方々は驚いていました。

また、法律についての知識と使い方を身に付けたことで、周囲の方々へのアドバイスもすることができるようになりました。

自分自身の自信はついたか

行政書士資格は、退職後の人生の自信につながりました。
契約書類等には、しっかりと目を通し、疑問があれば契約しないという姿勢が身に付いたようにも思います。

退職すると、自分のことは自分で考え、守る気持ちが大切です。
行政書士の資格は、私の第二の人生にとって、大切な資格であり自信につながるものになっています。

資格を取る前と後で「年収」がどれだけ変化したか

私は、退職後に家族と事業を始めましたので、年収については比べることはできません。
実際のところ前職は管理職でしたので、収入自体は減少しています。

しかし、今の事業を守るためには、行政書士で学んだ法律の知識が役に立っています。

資格を取る前と後で家庭や会社で「立場」に変化があったか

自宅の手抜き工事が見つかり業者と交渉する際、行政書士試験で学んだ「不法行為」と「消滅時効」が役に立ちました。
自身をもって証拠となる事実を示し、業者を呼んで交渉することができました。

この姿を家族が見て、私への見方が変わったことを実感しています。

資格取得前の職種と資格取得後の職種はどう変化したか

資格取得前は、教育関係の仕事の管理職でした。
現在は、行政書士で独立はしていませんが異なる分野で事業を営んでいます。

前職は法律を全面に出さず、信頼を大切にし仕事を進めていくことができる職業でした。

しかし、前職を退き一人で生きていくには、法律知識を身に付けた上で自分と家族を守っていくことに自分の生き方を変える必要性を感じています。
行政書士資格を土台に多くのことを学ぼうと考えています。

資格取得後にその他資格にもチャレンジしたか

行政書士資格取得後は、行政書士で学んだ民法を生かすことができる宅地建物取引士を独学で取得しました。
現在の事業は、不動産関係にもつながっているので、借地借家法や不動産関係の知識が必要になることがあります。

自分の仕事の幅を広げる意味で、宅地建物取引士の取得が必要でした。
さらに、自営の強みで比較的に自分の時間を使えるので、現在は三大国家資格の一つである不動産鑑定士試験にチャレンジ中です。

合格後はトリプルライセンスを生かし、困っている方々を助ける仕事にも事業を広げることが、現在の目標です。

資格取得をしてよかったことは?

現職を退いた後は、過去の管理職の肩書は全く役に立ちません。

過去の肩書に縛られ、名残りを惜しむことはしたくありませんでした。
新たな自分を支える行政書士という国家資格は、大きな自信であり第二の人生へのステップアップにつながりました。

これから資格取得を目指す方へのメッセージ

難関に属する国家資格取得は、生易しいものでは決してありません。
ある意味、自分の人生を賭ける意気込みと覚悟が必要です。

しかし、周囲の方々を守り支えることができ、自分の生き方の自信につながります。

自分にとって本当に必要な資格を選び、正しい学習方法で努力を重ねることで、資格取得の可能性は限りなく高くなっていきます。