やればできることを自分で自分に証明するために

ハンドルネーム:藤田三奈美様
業界:行政書士事務所

自己紹介

30代の主婦です。
私は結婚を機に会社員を辞め、パートをしていましたが、漠然と「このままでいいのか?」と思っていました。

大学時代や会社員だったときのように、何かに向かって一生懸命になっているだろうか。
今の自分に誇れるものなんて何もない。
そうやってマイナスなことばかり考えるようになっていました。

もう一度、自分だってやればできるということを自分に証明してあげたい。
そう思うようになり、行政書士試験にチャレンジしようと思いました。

通信教育を考え、カラーテキストで実績もあるフォーサイトを選びました。
1年の猛勉強の末、1発で試験には合格しました。

自分自身の自信はついたか

試験に合格して、自信はつきました。
それは、自分がやればできる人間(先天的に)ではなく、自分は頑張ることができる人間という意味での自信です。

だから、法律に強くなれたということではなく、自分はこれからの人生で起こる困難にも、どうにか頑張っていける力があると思いました。

行政書士試験の勉強では、勉強方法を試行錯誤する柔軟性、何度も同じ箇所を繰り返し勉強し、誘惑に負けず机に向かう忍耐力、色んな努力が必要です。
それは勉強だけには限らず、仕事や普段の生活にも生かしていける力なんだと思います。

資格取得前の職種と資格取得後の職種はどう変化したか

行政書士試験を受けるまでは、法律にも興味がなかったですし、どんな仕事がしたいかという希望もありませんでした。
法律事務所での経験もありません。

また、私の主人は転勤族で、一つの地域で長年働くことはできないため独立開業は考えていませんでした。

ですが、行政書士試験をきっかけに、法律を扱う業務に携わりたいと強く思うようになり、現在、行政書士事務所でパートで勤務しています。
行政書士を募集している求人は確かに少ないですが、0ではありません。

行政書士試験に合格しても働く機会は少ないと思われている方も多いと思いますが、チャンスはあります。
行政書士業務は、試験に合格したからすぐにできるほど、試験内容と近い仕事ではありません。

日々勉強ですが、行政書士の仕事はとても面白いですし、この先ずっと続けていきたいと思っています。

そう思える仕事に出会えたことも合格できたことがきっかけなので、本当に頑張ってよかったと思います。

資格取得をしてよかったことは?

目標に向かって努力するのは楽しいということです。
私は行政書士試験に合格した後、苦しかったというより楽しかったなと思うのです。

大人になってから、青春時代をもう一度経験させてもらえたような感覚でした。
もちろん、試験勉強中は9割苦しいですが。

目標に向かって努力するということは、楽しいことなんだと気付かせてもらえました。

これから資格取得を目指す方へのメッセージ

これから試験を受ける方、試験に合格するまではずっと不安だと思います。

不安を払拭するために勉強を続けるのですが、終わるまでやはり不安は拭えません。
試験前日は、あと一週間あればな、と思っていました。

でもそう思うからこそ、「もっと頑張ろう」という力になるのだと思います。
最後まで諦めず食らいついて頑張ってください。