専門家として意見を求められることがぐんと増えました。

ハンドルネーム:ゆき2様
業界:介護業界

自己紹介

2018年(平成30年)合格。学習を始めたころは特別養護老人ホームで総務・経理を担当していました。
施設内で発生した労災案件を扱った際、顧問の社労士先生に都度お聞きして対応となったため、多くの時間を費やしてしまいました。

その時「自分にもっと詳細な知識があればなぁー」と思ったのが勉強を始めたきっかけです。

転職、就職に資格は有利に働いたか

はい。
現在は職員200名程度の住宅型有料老人ホームの総務一切を担当していますが、もともとは20人程度で始めた会社が施設数を増やしたため事務スタッフの手が回らず、非常に「散らかった」状態にありました。

そのような中での労務管理担当者募集であったため「社会保険労務士」であることは強みとなりました。面接・採用決定の際役員の方々に「プロの方がきてくれてよかった」と非常に安堵していただけたことがこの資格のチカラなのかなと思いました。

希望とする仕事、業務内容に就くことができたか

はい。前職とほぼ同様の給与計算・労務管理の業務ではありますが、より責任のあるポストを用意していただきました。
法令を遵守しながらより良い就業環境を実現できるよう自分なりに立案し役員へ答申するといった業務も担当させていただいています。

資格を取得したことで仕事内容がどの程度広がった(変わった)か

責任をもって自己判断し、実行に移せる範囲が飛躍的に増えました。会議等で自分の意見を述べる際も、該当の業務に関しては役員も「専門家の意見」として尊重してくれます。

むしろ「こういうケースなんだけど、当社としてどう対応するのがベターか?」などと専門家としての意見を求められることもしばしばです。

資格を取る前と後で「年収」がどれだけ変化したか

1社の業務を専門に行う「勤務社労士」ですので、飛躍的に年収がアップしたわけではありません。
介護業界では営業利益を生まない非生産部門である総務や経理などの事務員の給与水準は低く抑えている会社が多いので、資格取得前の年収は360万円程度でした。

資格取得後転職した際は「資格手当」が上乗せされ、現在の年収は450万円程度となっています。

資格取得前の職種と資格取得後の職種はどう変化したか

職種自体はは変化していません。総務担当として給与計算をはじめ労務管理一切を任されております。
ただ、役員に労務管理上の意見を求められるケースが非常に増えており、社員としての処遇は改善されました。

「社会保険労務士」という専門家として尊重していただいている、という印象です。

資格取得したことで転職時の引き合いは多くなったか

大々的にあちこちにアピールしたわけではないので、引き合いが多くなったか?と問われるとそうでもないような。
ただ、履歴書を送った数社いずれも面接では「社会保険労務士」であることで、どのような業務ができるのか問われました。

特に助成金の申請についてお考えの企業が多かったように思います(難しい、というか、書類がめんどうですから<笑>)

資格取得をしてよかったことは?

時間を大切に使えるようになったと思います。仕事を普通にしながら最低600時間は必要といわれる学習時間を「叩き出す」工夫が必要でした。
1日はみんなに24時間。学習の工夫を重ねるうちに時間の重要性が身についてきて、同時に人様の時間も大切にできるようになりました

。お話しする順番などを工夫して相手の時間も無駄にしないようになったことは業務上とてもプラスになっています。

これから資格取得を目指す方へのメッセージ

社労士の試験は、学習中も本試験も「時間との戦い」です。
1日はみんな一律に24時間です。ちっちゃな時間も大事に大事に学習時間に充てました。

フォーサイトはそんなちっちゃな時間にも学習できるツールがありますので活用してください。合格の、その先に、今までと違う景色が見えてきます。がんばって!!