合格できるかな、ではなく、合格するという意志を持つ意味

ハンドルネーム:ぱしふぃっくおーしゃん様
業界:保険業

自己紹介

実は転職2回しています。今の職場は3社目です。大卒してすぐの会社は上司とあわず1年で(退職前は今でいうパワハラみたいな感じ?)、2社目は7年間勤務しましたが、転勤が多く(ほぼ1年おきに異動、今思うとありえない会社 笑)、根無し草になるのが嫌で、その間にこっそり取得したFPを活かすために今の会社に拾ってもらいました。以前勤務していた2つの会社には言いたいことはたくさんありますが、でも結局それは自分が弱かっただけ。試験勉強はそこを認めてからが、本当のスタートでした。

今の職場に不満はないけれど、もう会社に依存する生活はしたくないし、昼休みも事務所使って勉強をしてましたが、今の職場のメンバーはそんな私の勉強を応援してくれたので、それは良かったです。

周りからの評価に変化はあったか

正直に言ってあまり変化はないです。もちろん社労士試験に合格をしたときは、周囲からもお祝いの言葉を頂きました。ただそれだけです(笑)。それでいいと思っています。ちなみに、社労士の合格率をみなさんご存じなく、30%くらいと思われる方が私の周りには多いです。去年、6.6%だったことをお伝えすると、かなり引きます。それで私をみる評価が上がることはありました。人間ってそんなもんです(笑)。

自分自身の自信はついたか

はっきり言います。つきました。私は2回目で合格したのですが、1回目を受けたときはあと1点(労基…思い出すだけで悔しさが込み上げてきた)で落ちました。2回目は、社一の選択(救済)で奇跡的に合格できました。1回目と2回目、仕事で使うための知識だけをつけたいなら、実は合格しなくてもいいです。2回目の試験前のお盆などもはや知識をつけたいというよりも今後の自分の人生、自信を持って生きていきたいという気持ちのほうが強かったくらいです。自分の人生、自信を持って送りたい、だから頑張れました。

資格を取る前と後で「年収」がどれだけ変化したか

正直まだ上がったという実感がないです。ただ、副業として顧問先などを開拓している最中、サラリーマンをしながら2足のわらじの計画をしています。「年収、各段に上がりました。うひょー」、みたいなことを書きたいのですが、現状、今、勉強を頑張っている方と同じで夢をみている側です。早く夢を与える側になりたいです。

資格を取る前と後で家庭や会社で「立場」に変化があったか

立場…変わっていません。家庭でも序列は最下位です(もちろん上位は妻と子)。
職場でも特に社労士取ったからと肩書なんてついていないですし、立場も単なる営業職員です。でも私はそれでいいと思っています。肩書があるよりも、ないほうが自由に動けるという利点もありますしね。

資格取得前の職種と資格取得後の職種はどう変化したか

これもまあ変わっていないです。職種も営業ですし、足と時間を使ってなんぼです。基本、職種を変えるつもりもありません。むしろ今後、副業として社労士業を継続していくにあたり、今の営業職は、かなり強みになると思っています。

資格取得後にその他資格にもチャレンジしたか

昨年、社労士に合格して勉強はもういいやと思っていましたが、コロナ禍の現在、在宅ワークなど家庭時間が多くなり、長い人生、あと1年くらい勉強したろか、と、これを機会に行政書士を勉強中です。これに合格したら次は……世界遺産検定です(←ほんとは、一番、勉強したい)。

資格取得をしてよかったことは?

自分が強くなった(…多分)。その分、人から頼られることが多くなった(…気がする)。これまでの自分を否定するのではなく、これまでの自分があったから、つらい試験勉強にも耐えることができたと思います。つまり、これまでの自分の人生の失敗(マイナス)を成功(プラス)に変えることができました。

これから資格取得を目指す方へのメッセージ

読んで頂いてありがとうございました。いろいろと書きましたが、しかし、試験当日は、終了の合図がなるまで、「俺が受からず、誰が受かるの?」という気概を持って目の前の一問一問に臨みました(試験当日にそう思うくらい試験勉強期間中は自分を追い込みました)。

試験開始の合図が鳴れば、もう頼れるのは自分のみ、思い切っていきましょう。あと最後の付け足しですが、試験勉強中に「もう無理って」って思ったときの私の解決方法です。

それは…、勉強したての、初々しい無知な自分を思い出すことでした。社労士に関してあまりにも無知だった自分と比べたとき、確かに自分は前に進んでいる、自分の成長を感じて自分を励ましていました。(…赤裸々な告白です。)皆さん、自分(と、フォーサイトの教材)を信じれば絶対に受かりますよ!