宅建士に合格して自信がつき、仕事に対して積極的になれました。

ハンドルネーム:ビッグバン・ブーチャン様
業界:教育産業

自己紹介

民間企業でフルタイムの仕事をしながらの勉強でした。休日は日曜日と祝日のみ。既婚で、当時は子どもが1人いました。仕事がシフト制で、午後からの勤務の際は、家事や洗濯、掃除は自分の仕事でした。それらを片付けてからの勉強でした。受験した年の5月に父親が入院して、亡くなるという不幸もありました。

周りからの評価に変化はあったか

家族以外には資格試験の勉強をしていることは特に話してなかったので、評価に変化はないと思います。しかし、妻からは「宅建は難しいのに、一回の受験で8割近く取って合格って凄いね」と言われました。また、他人との会話で何気に「宅建持ってます」と言うと、「凄いですね」と必ず言われます。

自分自身の自信はついたか

行政書士の時もそうでしたが、宅建士試験に合格して自信はかなりつきました。特に、宅建士試験は権利関係分野が難しくなって合格しにくくなったと聞くことが何回かあり、それを聞くたびに自信が本物になっていってるような気がします。

資格を取る前と後で「年収」がどれだけ変化したか

この資格を生かして「年収」が増えたというわけではありませんが、この合格でついた自信が仕事の幅を増やし、社内で新しいことにチャレンジできた。定期昇給のない会社であるにもかかわらず、合格の前年と比べて15~20%も年収が上昇した。その状態が現在まで三年も続いている。

資格を取る前と後で家庭や会社で「立場」に変化があったか

宅建士に合格したという自信があったおかげで仕事に積極性が生まれた。社内での新しい事業にチャレンジし、それが成功して売り上げが大幅に上がり、地区責任者に任命された。この成功は宅建士の資格を使ったからというわけではありませんが、合格したという自信が仕事に幅と積極性を生み、客観的には出世につながったのだと思います。

資格取得前の職種と資格取得後の職種はどう変化したか

資格の取得前後の職種は変わっておりません。しかし、合格したという自信から社内での新しい事業にチャレンジすることができた。具体的には、県からの委託事業に公募し、それを受託できたのですが、書類作成業務が多く、行政書士や宅建士の勉強で法律の条文に慣れていたことを十分に生かすことができた。

また、プライベートで不動産の売買や登記の移転に関わることがあり、宅建士合格という肩書はかなり効果があった。さらには現在、親の不動産を売却しようか考えているが、不動産屋に丸投げするのではなく、「宅建士持ってます」と言うことで、業者に対してある程度の牽制ができ、業者の言いなりにならないで済んでいる。

資格取得後にその他資格にもチャレンジしたか

宅建士に合格して、年収も上昇したので、特に資格を生かした仕事はしておりません。行政書士、宅建士に合格するまで合計で2年間ずっと勉強していたので、その習慣をなくすことはもったいないと思い、フォーサイトで社会保険労務士試験の勉強を続けております。

資格取得をしてよかったことは?

宅建士の資格を取得してよかったことは、とにかく自信がついたことです。その自信が自分に積極性を開花させ、それが仕事の幅を増やすことができました。つまり、仕事で思いっきり動くことができるようになったのです。これまでは「失敗したら、クビになるんじゃないか」と怯えていました。

しかし、今は「俺は行政書士にも宅建士にも合格したんだ」と自信を持って仕事に取り組むことができますし、さらには「失敗してクビになったら、資格を生かして転職なり独立開業すればいいや」と思っております。資格を取得して、精神衛生がとても良くなりました。「クビになるんじゃないか」という怯えが軽減されたことが最高に良かったことです。

これから資格取得を目指す方へのメッセージ

私が資格取得で得たものは、「自信」です。現在は、直接的に宅建士の資格を生かした仕事はしておりませんが、間違いなく自分の人生でプラスになっております。仕事でもプラスになっておりますし、人生で大きな取り引きである親の土地の売却を控え、直接的に宅建士試験で得た勉強の知識を生かせる場面にも出くわしております。

今後、新型コロナウィルスの影響で会社で倒産やリストラなどがあっても、資格があれば転職や独立開業に有利です。

私は、そのことが一番の精神安定になっております。資格を取得することで、自信と共に精神の安定までも手に入れたことは資格取得のボーナスだと思っております。私は宅建士に合格しても不動産業に携わってはおりませんが、人生でプラスになっております。合格は絶対に損にはなりませんので、頑張る方がいいと思います。