9月6日、ベトナム研修に赴いた東大生による報告会が実施された（1名欠席）。彼らの〝気づき〟が随所にみられる、意欲的な報告会となった。「どこどこに行って、なになにをした」そこで終わっては「研修」の意味はない。そんなことは百も承知だ―と私たち大人に言うかのように、自分たちの経験をしっかり咀嚼してプレゼンに落とし込む東大生たち。

報告会を受けて、私たちフォーサイトのスタッフが驚いたことは、東大生たちがもうすでに「次」を見据えて動き出していることだった。今回縁ができたドンズー校からの留学生とやり取りをし、日本での交流も実施しているという。「点」の学びから「線」の学びにするため彼らなりに考え、実践に移してくれていることが非常に嬉しく、頼もしい。きっと来年度の研修も実りあるものとなるだろう。私たちもサポートを惜しまず、多くの学びの場を作っていきたいと考えている。

第一回ということで手探りの状況の中、こちらが予想していた以上の学びを実現してくれた東大生アルバイトチームリーダーの7名に、この場をもって感謝と敬意を伝えたい。そして、ここまで読んで下さった皆さまにも感謝を申し上げます。今後も活動を報告させて頂きますので、温かく見守って頂ければ幸いです。