
1ヶ月の集中学習でFP2級に合格!「受からない」を覆した逆転合格体験記
「このままじゃ絶対に受からない!」と気づいたのは試験までわずか60日。FP3級と行政書士の合格経験から試験を甘く見ていた私が、残り1ヶ月の集中特訓で見事FP2級に合格できた秘訣をお伝えします。
試験を甘く見た代償
正直、私はFP2級試験を甘く見ていました。5月の試験に向けて勉強を開始したのは同年の1月末頃。manabun(eラーニング)に表示される試験までの日数は120日以上あり、「FP3級も行政書士も合格したんだから、今回もそれなりに勉強すれば受かるだろう」と天狗になっていました。
そんな心持ちだったので、「今日は学習スケジュールが決まったからおしまい。うん、がんばった」なんて自己満足で一日が終わることもしばしば。気づけば、ろくに勉強もしないまま残り日数は90日に。「嘘!?」と思いましたが、もちろん嘘ではありません。
さすがにまずいと思い、DVDの視聴を開始。DVDで学んだ内容をテキストで精読する…というやり方も2冊目で挫折。3級の知識では太刀打ちできない内容に「え、こんなこと聞いてない」の連続で、すぐにやる気を失ってしまいました。
危機感からの学習戦略転換
残り日数60日。試験までの日程が半分過ぎようというのに、テキストはまだ数冊しか読めていない状態。さすがに焦りました。「このままじゃ絶対に受からない!」という危機感が、本格的な学習の原動力になりました。
まず試験範囲を網羅することを最優先に考え、学習スタイルを大きく変更。DVDを観ながらテキストを読み進め、精読はできなくても講義に合わせてテキストを進める方法に切り替えました。この作戦転換のおかげで、ようやく全テキスト読破を達成できたのです。
限られた時間を最大限に活用した学習法
次に取り組んだのは、パラ読み状態の知識を補強すること。講義CDを全て1つのプレイリスト化し、自家用車に接続。通勤時、帰宅時、休日と社内ではいつでも講義を再生しました。車社会では通勤中にテキストを読むことはできないため、耳からの学習に専念したのです。
再生する際は、ランダム再生を活用することで、全範囲をくまなく飽きずに網羅できるよう工夫しました。スキマ時間には、manabun(eラーニング)の確認テストを活用。ちょくちょく「昇進」があるため、モチベーションを維持しながら続けることができました。
さらに、市販の過去問集を解きまくり、分からないところは問題集の解説やテキストで復習。試験直前の1ヶ月は、とにかくこの繰り返しの日々でした。FP試験の合格を目指す上で、この1ヶ月の集中学習が最も効果的だったと感じています。
試験当日の戦略的アプローチ
試験当日を迎え、特に苦手だった不動産分野は、フォーサイトのデジタルテキストをタブレットにダウンロードして持参し、開始時間までのわずかな時間も復習に充てました。
学科試験が始まると「こんなの過去問でもやってない!」という問題に心が折れそうになりましたが、何とかいいペースで解き進められました。
実技試験では時間の少なさに焦りを感じたため、時間がかかりそうな問題は後回しにし、まずは比較的簡単または得意な問題から解くことで心の余裕を確保する戦略を取りました。その上で「間に合わなかったらそれまで」と割り切って、後回しにしていた計算問題に挑みました。
合格への5つの鍵
見事FP2級に合格できた要因を振り返ると、以下の5つが決め手だったと感じています:
1. 「時間がない」ことに気づいたこと
2. 「分からない」ことを認識できたこと
3. 最初から完璧を求めなかったこと
4. スキマ時間も徹底活用したこと
5. 「自分にとってのやりやすさ」を本番中まで追求したこと
特に最後の「自分にとってのやりやすさ」の追求は重要です。世間で推奨される効率的な勉強法が、必ずしも自分に合うとは限りません。試してみて合わなければ、すぐに別の方法に切り替えることも大切です。
私の場合は、 ・カフェや図書館ではなく、自宅で勉強 ・机ではなく、座椅子でもたれかかりながら学習 ・ノートは取らず、重要項目だけメモ帳に記入
という、一般的な勉強法とは異なるスタイルを選びました。まずは「試験勉強をすること自体」が継続できる環境づくりを優先したのです。
試験本番でも、出題順ではなく得意な問題から解くなど、自分に合ったやり方を貫きました。これらの「自分にとってやりやすい」方法によって、勉強や試験に対する心理的ハードルを大きく下げることができたのです。
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講師コメント
合格おめでとうございます!限られた時間の中で最大の効果を出すには、緻密な計画と「スキマ時間」の徹底活用が不可欠です。通勤中の音声学習や、昼休みの短時間問題演習など、日々の細切れ時間を積み重ねることで、大きな学習量を生み出すことができます。モバイルフレンドリーな教材を最大限に活用し、効率的なインプットとアウトプットを繰り返すことが、短期間でのFP合格への近道といえるでしょう。
特に素晴らしいのは、「自分に合った学習法」を見つけ出した点です。世間一般の「効率的」とされる方法に固執せず、自分が継続できる方法を選択したことが、最終的な合格につながりました。この経験は、今後のさらなる資格取得や自己成長にも必ず活きてくるはずです。