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宅建 講座 体験講義宅地建物取引士の実像 ~資格取得のメリット~

この記事では、入門講座「宅地建物取引士の実像」をテーマにした体験講義の内容をお届けします。マイホームのための土地探しという身近な場面から始まり、不動産取引に重要事項の説明が必要とされる理由、国家試験に合格した宅建士だけがその業務を担えること、事務所ごとの「5人に1人以上」の設置義務、そして不動産業・住宅メーカー・金融機関・一般企業・就職転職という5つの視点から見た資格取得のメリットまでを講師が順に解説していきます。

 

 

1. 宅建士とは ― 土地探しの場面から考える
2. 重要事項の説明と宅建士 ― 5人に1人以上の設置義務
3. メリット① 不動産業に携わる方 ― 祝金・資格手当に直結
4. メリット② 住宅メーカー・ゼネコンに携わる方 ― 取るべき3つの理由
5. メリット③④ 金融機関・一般企業の総務財務に携わる方
6. メリット⑤ 就職・転職 ― 一生使える永久ライセンス
目次
講義の概要

宅建士とは ― 土地探しの場面から考える

テキスト6ページ、1-1「宅地建物取引士とは?」に入ります。みなさんがマイホームを建てるために土地を購入することになった場合を考えてみましょう。まず、不動産屋さんに行き、土地を購入したい旨を話します。そして、どのあたりの、どれぐらいの大きさの、どれぐらいの値段までの土地を希望しているかを告げることになります。すると、不動産屋さんは、それらの希望になるべく沿った物件を紹介してくれます。

通常の売買、たとえば中古車の売買なら、実際に車に試乗してみればなんとなく、その良し悪しはわかります。しかし、不動産の場合、その物件を見ただけではわからないことばかりです。たとえば、その土地が第一種低層住居専用地域にあった場合、原則として高さが10mを超える建物は建てられません。ですから、マイホームを4階建てにしようとしている場合、この土地では希望に沿わないことになります。また、水道・電気・ガスの状況についても、まさか土地を掘り起こすことなどできず、調査するしかありません。

ポイント:不動産は「見ただけではわからない」ことばかり。法令上の制限やライフラインの状況は、事前の調査と説明が必要になる。

重要事項の説明と宅建士 ― 5人に1人以上の設置義務

このように、土地・建物の場合、さまざまなことを十分調べた上でないと安心して買うことができません。そこで、法は不動産の売買・貸借においては、物件について事前に知っておきたい事項をまとめ、これを書面に表わさなければならないこととしました(これを重要事項の書面といいます)。そして、この書面を用いて、お客様に物件についての情報を十分に説明します。では、この説明は誰でもできるのでしょうか。不動産における情報はかなり複雑かつ難解です。ですから、単に不動産屋さんだからできるとしたのでは不適切です。そこで、それらの知識を有しているか、国家試験を実施し、その試験にパスした者のみ、それらの業務ができるとしたのです。この国家試験にパスした人が「宅地建物取引士」(いわゆる宅建士)です。

7ページに進みます。宅建士とは、今見てきたように不動産におけるエキスパートです。そして法は、不動産業を営むためには、各事務所ごとに5人に1人以上の割合で(たとえば、従業員が6人の事務所の場合、2人以上)、この宅建士を置くことを義務付けました。このように、宅建士は不動産業界においてはなくてはならない資格です。

ポイント:重要事項の説明は、国家試験にパスした宅建士だけができる業務。事務所ごとに5人に1人以上の設置義務があり、不動産業界に不可欠な資格。

メリット① 不動産業に携わる方 ― 祝金・資格手当に直結

8ページ、1-2「宅地建物取引士の取得のメリット」です。では、この宅建士の資格を取得すると、どんなメリットがあるのでしょうか。まず1番、不動産業に携わる方にとって。宅建は不動産業界の方にとって不可欠な資格です。「あって当たり前、ないとはずかしい」というのが実状です。

それゆえ、入社後、多くの会社では宅建研修が実施され、合格するまで研修に参加することが義務付けられているのが通常です。また、試験に合格すると資格取得祝金(通常5万円から30万円ぐらい)が交付されるか、もしくは、月々の給与に資格手当(月1万円から5万円ぐらい)が加算されます。このような制度によって、全社員が取得に向けて頑張るようになっています。

ポイント:不動産業界では宅建は「あって当たり前」の必須資格。合格すると祝金や毎月の資格手当という形で処遇にも直結する。

メリット② 住宅メーカー・ゼネコンに携わる方 ― 取るべき3つの理由

同じく8ページの2番、住宅メーカー・ゼネコンに携わる方にとって。本来、不動産売買・貸借が仕事の中心ではないので、宅建はいらないとも考えられます。しかし、以下の理由で絶対に取得するべきだと講師は考えています。1つ目の理由は、試験勉強の過程でさまざまな知識が体系的に取得でき、これが今後の業務活動におけるバックボーンになるということです。営業活動においては、法律・税金等に関するさまざまな知識が要求されます。たとえば、お客様から「この建物を建てた場合、1年目の固定資産税はいくらになりますか?」と尋ねられ、即答できないようでは営業社員失格です。この宅建試験での学習を通じて、まず基礎学力をつけてください。

9ページ、2つ目は、名刺に「宅地建物取引士」と記載されていると顧客の信頼が得られやすいという点です。はじめて会ったお客様からすれば、やはり公的資格たる宅建を持っている方が断然信頼できるのです。お客様の大部分は「不動産業に従事する者には宅建が必要だ」とおおまかに理解していますから、やはり取得しておいたほうが賢明です。3つ目は、合格すると「私もやればできるんだ」という自信が持てるようになるからです。このような自信が今後の人生において大きなプラスになります。そして、くれぐれも理解していただきたいのは、自分自身のため、自分自身を向上させる手段として受験するということです。

ポイント:担当業務の中心でなくても、①体系的な知識が業務のバックボーンになる ②名刺の資格が顧客の信頼につながる ③合格が自信になる、の3つの理由で取得する価値がある。

メリット③④ 金融機関・一般企業の総務財務に携わる方

10ページ、3番は金融機関に携わる方にとってです。融資においては不動産を担保にすることが多いので、通常、取得することが必要となります。

続いて4番、一般企業の総務・財務に携わる方にとって。自社保有の不動産管理・資産運用を有効に行うための前提知識として、宅建の資格は不可欠です。テキストのイラストにもあるように、不動産管理と資産運用の両面で、宅建の知識が総務・財務の実務を支えてくれます。

ポイント:不動産業以外でも、担保となる不動産を扱う金融機関や、自社保有の不動産を管理・運用する一般企業の総務・財務で宅建の知識が活きる。

メリット⑤ 就職・転職 ― 一生使える永久ライセンス

11ページ、最後の5番は、就職活動をする学生・転職を考えているビジネスマンやOL・定年後の再就職を考えている方・職場復帰を望む主婦の方にとってです。宅建資格は一生使える永久ライセンスです。それゆえ、就職・転職の際、強い武器となってくれますので、人生の保険だと思って取得することをお勧めします。就職・転職に有利な業種は、不動産会社・金融機関・総合商社・保険業・運輸業・会計事務所等です。その他、個人資産の運用・管理のために取得する方、自己啓発のために取得する方などさまざまです。さあ、次は、あなたの番です。キラキラと光る永久ライセンスを、一緒に頑張って目指していきましょう。

ポイント:宅建は一生使える永久ライセンス。就職・転職の強い武器になり、不動産会社・金融機関・総合商社・保険業など活かせる業種も幅広い。

講師コメント

宅建は不動産業界で必須の国家資格であるだけでなく、就職・転職にも大きな強みになります。一生使える永久ライセンスですので、ぜひ合格を目指しましょう。

宅建士講座 窪田義幸
宅建士は不動産取引における重要事項説明のエキスパート
事務所には5人に1人以上の宅建士の設置が義務
不動産業・住宅メーカー・金融機関・一般企業・就職転職に幅広く活用
一生使える永久ライセンスで自分自身のキャリアアップに
この講義のまとめ
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