
子育て中でも諦めない!暗記が苦手な私が10ヶ月で宅建士に合格した子育てママの勉強法
乳児と2歳児の育児真っ最中、法律とは無縁だった専業主婦の私が宅建試験に挑戦。「この状況で国家資格を取れたら、今後の人生の自信になる」という思いで始めた勉強は、毎日の短時間学習の積み重ねと家族の協力で見事合格へ。子育てと資格勉強の両立に悩む方へ、私の10ヶ月間の奮闘記をお伝えします。
宅建士を目指したきっかけ
私が宅建受験を決意したのは、出産前と同程度の条件で再就職したいという思いからでした。国家資格があれば基本給が上がることと、近隣に就職先が多いことから宅建を選びました。前職は宅建とは全く関係のない職種で、法律とも無縁の生活を送っていました。
勉強をスタートしたのは12月。当時、娘は生後3ヶ月、息子は2歳3ヶ月でした。生後間もない乳児と「魔の嫌々期」と呼ばれる2歳児の育児に加え、家事や趣味の書道もこなす毎日。それでも「あと少し何かできるはず」という思いから、フォーサイトの資料を請求してみました。
以前、他社の通信教育で資格取得に挑戦した際に挫折した経験から、大手だから良いというわけではなく、自分に合った教材選びが重要だと感じていました。様々調べた結果、フォーサイトにたどり着きました。フルカラーのテキストと教材の薄さが評判でしたが、産後しばらく勉強から離れていた私には「こんなにたくさんの教材、本当に全て勉強できるのか」と不安でいっぱいでした。
それでも割引期間が終わる前に勢いで申し込み。専業主婦の私にとっては高額な買い物でしたが、「もう後には引けない」という気持ちで始めました。
子育てと両立させた宅建勉強法
宅建試験は一般的に300時間の勉強で合格すると言われていますが、ブランクがある私は500時間を目標に設定しました。しかし、手のかかる子どもたちがいて頼る場所もない状況では、試験直前に1日7〜8時間も勉強することは不可能。短い時間を長期的に積み重ねる勉強法を選びました。
具体的な勉強時間は以下の通りです: - 12月〜7月:1日1〜1.5時間程度(子どもが起きる前の早朝や昼寝時間を活用) - 8月〜10月中旬:1日2〜3時間程度 - 最後の2ヶ月:平日は同様に、休日は夫に子どもを見てもらい図書館で4〜7時間勉強
家で勉強すると子どもに邪魔されたり、スマホを触ってしまったりと雑念が多かったのですが、図書館では周りも勉強しているためモチベーションを保つことができました。
勉強内容は基本的にmanabun(eラーニング)のスケジュール通りに進めました。夏前には全て終わらせたので、そこからは反復学習に力を入れました。7月には過去問を覚えるほど解いていたため、直前講座が届くまでの繋ぎとして市販の模試を3種類購入し、図書館で本番同様に解きました。
暗記が苦手でも宅建に合格できた勉強のコツ
宅建は40点を目標にすれば合格できると言われていますが、私は時間的余裕があったことと確実に合格したかったので、満点を目標に設定しました。そのため、捨て問と言われるものや難しい問題も極力覚えるようにしました。
最初は読んでも全く頭に残らず理解できませんでしたが、反復していくうちに次第に理解できるようになり、同時に勉強が楽しくなっていきました。窪田先生の動画は私個人に話しかけてくれているような親近感があり、質問メールに先生本人が回答してくださったことも大きなモチベーションになりました。
市販の模試を解いてからは、苦手分野の特定と克服に力を注ぎました:
- 混同しやすい概念は徹底的に調べてノートにまとめる
- 暗記できないことは、ネットで掘り下げて身近なものに置き換えて覚える
- テキストにない内容が模試に出ていれば、テキストに書き込む
- 模試の総評を自分なりにまとめ、今後の対策を立てる
- 自分なりの語呂合わせを考えて暗記する
フォーサイトのスケジュール帳も大いに活用し、毎週目標を立て勉強スケジュールを決め、勉強時間を記録していきました。
宅建合格までの心の支え
勉強を続ける上で最も心掛けたのは、毎日必ず勉強することです。どんなに短い時間でも、何かしながら頭の中で考えるだけでもいいから毎日続ける。「やらないことは停止するのではなく、後退につながる」という言葉に背中を押され、合格までの10ヶ月間で休んだのはインフルエンザなどで体調を崩した6日間だけでした。
お正月の帰省中も早起きして勉強し、家族でショッピングモールに行った際も、飲食スペースの片隅で下の子をおんぶしながら勉強しました。試験が終わるまで友人との交流は控え、勉強の合間に子どもたちを遊びに連れていくよう心がけました。
6月頃には中だるみし、テキストを開くことが億劫になる日もありました。「こんなに大変な思いをして取る必要があるのか」「もう十分勉強したから直前までやらなくてもいいのでは」と思うこともありました。
それでも続けられたのは、自分で決めたからです。自分で決めて大金を払い、家族に協力してもらって時間を作ってきた。ここでやめたら全部無駄になる—そう自分を追い込んで心が折れないよう頑張りました。結果的に、トータルで618時間の勉強時間を積み上げることができました。
宅建試験直前の過ごし方と本番での心構え
特にお伝えしたいのは、実際に足を運んで模試を受けることと、やりきったと思えるくらい勉強することです。
9月頃になると予備校などで公開模試が開催されるので、一度は体験することをお勧めします。事前に経験することで緊張が大きく軽減され、結果分析も今後の対策に活用できます。
また、試験前日には過去最高の7時間、図書館で集中して勉強しました。これほど勉強したのは初めてで、目眩がするほどでした。「こんなに勉強しなければ良かった」と後悔するほどでしたが、翌日の本番では「昨日あれだけやったから絶対に大丈夫、これ以上はできないくらい頑張った」という清々しい気持ちで、全く緊張せずに会場へ向かうことができました。
窪田先生の「あなたは合格することに決まっています」という言葉も心強く響きました。合格するという未来はすでに確定していて、私はその過程で勉強しているに過ぎないのだと。
結果的に自己採点40点で合格できました。満点には届きませんでしたが、全く意味不明という問題は一つもなく、精神的に余裕を持って試験に臨むことができました。
ここまで頑張れたのは周りの方のおかげです。フォーサイトや窪田先生との出会い、夫や両親のサポート、子どもたちの応援、すべてに感謝しています。
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講師コメント
合格おめでとうございます!乳幼児の育児という最も手がかかる時期に、宅建合格を勝ち取られたことに心から敬意を表します。家事や育児に追われる中で、時間を捻出し、見事に目標を達成されたその粘り強さは、多くの子育て中の方々の希望となるでしょう。
特に印象的だったのは、毎日の短時間学習を10ヶ月間も継続された忍耐力です。「やらないことは後退につながる」という言葉を胸に、わずかな時間でも無駄にせず、618時間という驚異的な学習時間を積み上げられました。
また、自分に合った学習環境(図書館での集中学習)を見つけ、家族の協力を得ながら効率的に学習を進められたことも素晴らしいです。スキマ時間の徹底活用や、早朝・昼寝時間の集中学習は、多くの子育て中の方々にとって参考になる工夫です。
この合格体験は、資格取得が単なる知識の習得ではなく、自己成長と家族の協力の賜物であることを教えてくれます。今後のキャリアにおいても、この経験で培った時間管理能力と継続力が大きな武器となることでしょう。