トップ宅地建物取引士講座合格者の声合格体験記求職中でも38点獲得!宅建模擬試験の結果から見えた合格への道

求職中でも38点獲得!宅建模擬試験の結果から見えた合格への道

宅地建物取引士
2016年合格
勉強期間
8ヶ月間
受験回数
初学者(1回目)
職業
正社員(サラリーマン)
年代
30代
性別
男性
もくじ

求職活動中の私が人生を変えるきっかけにしようと宅建試験に挑戦。フォーサイトの教材で学習を始めた当初は漠然とした目標だけでしたが、独自のルールを確立し着実に力をつけていきました。特に模擬試験での挫折と直前期の病気という二つの壁を乗り越え、見事38点で一発合格。この体験記では、限られた時間で効率よく学ぶコツと、試験直前の逆境を跳ね返した学習法をお伝えします。

合格への明確な目標設定

4月中旬にDVD教材が届き、学習をスタートさせたのが昨日のことのようです。フォーサイトの戦略立案編のDVDを見て、まず考えたのは最終的な目標でした。

「宅建試験に合格する」ために何をすべきか考えた結果、2つの大きな目標を立てました。それが「300時間勉強する」ことと「35点を取る」ことです。

当時はまだ時間に余裕があったので、「300時間勉強する」を最初の具体的な目標として設定。「35点を取る」はこの時点ではまだ漠然としていたため、学習時間を計測して累計していく方法を選びました。

バリューセットで手に入れた合格手帳は、試験前日まで大活躍してくれました。フォーサイトのスケジュールに沿いながら、手探りで勉強を続けるうち、自分の中にいくつかの学習ルールが確立されていきました。

独自の学習ルールで継続力アップ

学習を続けるうちに、自分なりのルールを作り上げていきました。特に効果的だった3つのルールをご紹介します。

①週に1日は休息日を設ける

「1週間で1日は何も勉強しない日を作る」というルールは、熱しやすく冷めやすい私にとって、継続するための最大の武器となりました。「毎日勉強する」ことに比重を置くのではなく、「1日【だけ】頑張らない」という発想の転換です。

戦略立案編の冊子に書かれていた「嫌なときは休み、また再開する」という金言を実践した結果です。この教えは、三日坊主の私のような人間のための救いの言葉だったと思います。

②自己肯定感を高める工夫

「自分のことを褒める」というルールも非常に効果的でした。できないことより、できたことに目を向け、大げさに褒めることで自然と勉強が楽しくなりました。机に向かうのが嫌ではなくなり、前向きに「今日はこれをやろう」と考えられるようになります。

予定していた範囲まで進まなくても、たとえ10分しか勉強できなくても、10分前の自分よりも宅建の知識が増えているのです。大げさに「スゴイ」「エライ」「ヨクヤッタ」「ガンバッタ」と、その日の予定欄の隣に書くだけで、モチベーションが保てました。

自己肯定は毎日続ければ自信につながります。そこに勉強した「事実」が加われば、鬼に金棒です。ポジティブに楽しく宅建試験を乗り切るためのおまじないとして、ぜひ試してみてください。

③時間を意識した問題演習

「問題は時間を計って、必ず指定された時間以内に解く」というルールは、模擬試験や本試験で大きな武器になりました。目的は、宅建試験の問題文を「早く読み、理解する」ことです。

日常ではあまり使わない専門用語や特殊な言い回しの多い宅建試験の問題を早く読む訓練は、過去問があればすぐにできます。フォーサイトの過去問集に記載されていた時間通りに問題を解く訓練を続けたおかげで、模擬試験も本試験も「時間切れ」とは無縁でした。

初回の模擬試験ではほぼ1時間も時間が余り、本番の宅建試験でも40分近く時間が余りました。その余裕があったからこそ、マークミスの確認や問題の見直し、難問の熟考、再度のマークシート確認ができたのです。

模擬試験での挫折と直前期の逆境

順調に学習を進めていた私ですが、8月終盤にフォーサイトから届いた前年の再現問題集に取り組んで愕然としました。21点しか取れなかったのです。

模擬試験のウォーミングアップとして、本番と同じ時間・条件で挑戦したのですが、あまりの結果に青ざめてしまいました。そして、その2週間後、試験1か月前の模擬試験でも25点と振るわない結果に。

どうすればいいか考えた末に思い至ったのは、フォーサイトのコラムでした。コラムを読み、普段の問題集では正解できるのに模擬試験ではできないのは、記憶を引き出す訓練ができていないからだと気づきました。

すぐに市販の直前予想模試問題集を3冊購入。コラムや合格体験記には1冊でいいと書かれていましたが、当時の私は「何としてでも受かりたい」一心で、3冊分くらい簡単にこなせると思っていたのです。

結果は失敗でした。これが宅建試験を始めて以来、最初で最後の失敗だったと今では思っています。

市販の直前予想模試は大抵3回分の模擬試験問題が入っています。3冊で計9回分の模擬試験を経験すれば、本番までに「35点」取れると思ったのですが、最初のA問題集の1回目で「33点」取れたのです。

嬉しかったですが、たまたまかもしれないと思い、別のB問題集に挑戦したところ「35点」。さらにC問題集では「36点」と点数が上がっていき、驚くと同時に直前期の伸びを実感しました。コラムにあった通り、記憶を引き出す訓練ができていないだけで、実力がないわけではなかったのだと安心した瞬間でした。

しかし、思わぬ落とし穴が待っていました。この頃になると、最初に掲げた大目標「35点を取る」がより具体的な目標へと変わっていましたが、「300時間勉強する」という目標の達成が難しくなっていたのです。

季節外れの風邪を引き、2週間ほど机に向かえなくなったのです。9月末から10月初旬のことでした。週に1〜2日休むのは問題ありませんが、直前期に2週間も勉強できないのは致命的でした。「受かりたいけど無理かも」と、この時初めて試験に落ちる自分の姿が頭に浮かびました。

直前期の逆転戦略と本番での成果

残り2週間、今の自分がやるべきことは何か真剣に考えた結果、行き着いたのはフォーサイトの講義DVDでした。風邪を引く前の直前予想模試では、目標の35点を取れていました。

ならば、記憶を引き出す練習よりも総復習、最後のインプットをすべきだと判断。疎かにできない法令上の制限から再度DVDを視聴し、問題集と択一対策を進めていきました。

試験当日までに勉強できたのは、法令上の制限・その他の法令・宅建業法の3科目でした。権利関係はどの模擬試験でも安定して半分(フォーサイトで学んだ部分)は正解できていたので、前日にテキストを確認し、択一対策編の問題集を解いて本試験に臨みました。

結果的に、直前予想模試は1冊分しかできませんでした。これなら、3冊ではなく1冊に絞ってじっくり取り組む方が良かったと後悔しています。先輩方の合格体験記やコラムのアドバイスは素直に聞くべきだと痛感した出来事でした。

本番の試験内容はそれほど難しくなく、前述した通り時間もかなり余りました。「宅建試験は、テストではなく、ちょっと面倒な手続きかアンケートだと思う」というイメージトレーニングのおかげで、過度に緊張することなく挑めたのも良かったと思います。

私の試験の受け方は、第50問目から第26問目までを解いたら一度頭をクリアにするためにマークシートに記入し、残りの第25問目から第1問目までを解いて再びマークシートに記入するという流れでした。

マークミス対策として、問題を解き終わったら問題番号の左横か左斜め上の余白に「①」などと答えの番号を○で囲んで書いておきました。問題番号の近くに書くのは、その辺りの余白は図解や計算式で埋まることが少ないためと、場所を統一することで確認を容易にするためです。

○で囲うのは目立たせるためで、どの数字でも○で囲めば視認性が高まり、マークミスを防ぐのに効果的です。できるのに得点できないのは「もったいない」の極みですから、ちょっとした工夫で確実に得点につなげることは重要です。

合格の喜びと振り返り

宅建試験終了後、解答速報で答え合わせをしたとき、「38点」という結果に合格を確信しました。本当に嬉しかったです。試験前日は緊張で寝つけず、試験後も興奮して眠れず、夜1時頃まで試験までに何ができて何ができなかったのかを考えていました。

達成できなくて悔いが残ったのは「300時間勉強する」という目標と直前予想模試の完遂です。特に「300時間勉強する」目標は、4月からコツコツ積み上げてきた私の足跡のようなものだったので、約260時間の勉強にあと40時間プラスしたかったと思いました。

一方で、「35点取る」という目標と宅建試験合格は達成できました。4月中旬に勉強を始めた頃の自分より成長した自分がいる、その証明が宅建試験合格でした。あきらめないことの素晴らしさを改めて実感しています。

そして何より、フォーサイトで宅建を勉強して良かった、担当の窪田先生で良かったと感じています。窪田先生の熱のある講義だからこそやる気が出たし、楽しんで学習に取り組むことができました。

試験直前に最後のインプットを思いつき実行できたのも、先生の講義が好きで、講義を受けるのが苦ではなかったからです。直前期だからこそ、もう一度最初から講義を見直し、聞き漏らしや理解不足の箇所を補って試験に臨むのが良いのではないかと思います。

最後に、受験生の皆さん、あきらめなければ合格はしたも同然です。合格への片道切符を無駄にしないよう、頑張ってください。フォーサイトならびに窪田先生、私は一発合格できました。本当にありがとうございました!

窪田講師

講師コメント

合格おめでとうございます!求職中という状況を変えるために宅建試験に挑戦し、見事に38点という高得点で合格されたことに心より敬意を表します。

特に印象的だったのは、ご自身の学習スタイルに合わせた独自のルール作りです。週に1日の休息日を設けることで継続力を高め、自己肯定感を育てる工夫を取り入れたことは、多くの受験生にとって参考になるでしょう。

また、直前期に風邪で2週間も勉強できないという逆境に見舞われながらも、冷静に状況を分析し、フォーサイトの講義DVDで総復習するという戦略に切り替えたことが功を奏しました。限られた時間の中で最大の効果を出すには、このような柔軟な対応力が不可欠です。

模擬試験の結果に一喜一憂しながらも、常に前向きな姿勢を保ち、マークミス対策など細部にまでこだわった学習姿勢は、まさにプロフェッショナルです。この合格体験を通じて得られた「あきらめない心」と「効率的な学習法」は、今後のキャリアにおいても大きな財産となるでしょう。

合格の秘訣Q&A
Q
宅建試験の模擬試験で点数が伸びない時、どう対処すればよいですか?
A

・コラムや参考書を読み直し、記憶を引き出す訓練が足りないか確認する
・市販の直前予想模試を活用し、本番形式での演習を増やす
・1冊を徹底的に解き込む方が効果的(複数冊に手を出しすぎない)

Q
宅建の勉強中にモチベーションが下がったときの対処法は?
A

・週に1日は完全休養日を設け、無理なく継続できる環境を作る
・学習記録に「スゴイ」「エライ」など自分を褒める言葉を書き添える
・合格体験記を読んで、自分が書くとしたらどうなるかをイメージする

Q
宅建試験本番でのマークミス対策について教えてください。
A

・問題を解いたら問題番号の横に答えの番号を○で囲んで書いておく
・全問解答後、マークシートと問題用紙の答えを照合する時間を確保する
・時間を計って問題演習する習慣をつけ、本番で時間に余裕を持たせる

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