
宅建試験は難しいと思ったけど300時間の学習で合格!会社員女性の宅建資格取得体験記
上司からの一言がきっかけで始めた宅建試験。「合格率15%」という数字に最初は「無理だろう…」と思いましたが、フォーサイトの「合格率が平均の約4倍」という言葉に希望を見出しました。法律の知識ゼロからのスタートでしたが、フルタイム勤務と家事の合間を縫って300時間の学習で見事合格。初心者でも効率的な学習法と強い意志があれば、難関資格も突破できることを実感しました。
宅建試験への挑戦を決意した理由
宅建の試験を受けようと思ったきっかけは、単純に上司からの一言でした。それまでは宅建という言葉は聞いたことがあったものの、どのような資格なのか全く知らず、不動産についても何の興味もありませんでした。
資格試験の勉強を始める際、私がまずすることはその資格の難易度・勉強方法・合格するために必要な勉強時間を調べることです。宅建は合格率が15%程度と知り、内心「無理だろう…」と思いました。
しかし、調べていくうちに「合格率が平均の約4倍」という文字に目が惹かれ、出会ったのがフォーサイトでした。フルタイムで働きながら家事もこなす私には通学という選択肢は難しく、5社程度の通信講座の資料を比較検討しました。その中でも、法律の勉強をしたことがない私の頭にすっと入ってきたのが、やはりフォーサイトのテキストでした。
300時間の勉強計画を立てる
法律を勉強したことがない初心者が合格ラインに到達するには約300時間の学習が必要というデータを基に、フォーサイトでもらえる手帳に計画を作成しました。初心者は大体6ヶ月勉強すると合格にたどり着くと言われていますが、私は自分の理解力に自信がなかったので、試験の約7ヶ月前の3月中旬から勉強を始めることにしました。
合格への計画は、目標時間と各月のゴールを明確に設定することが重要です。私の場合は、平日の勉強時間が限られていたため、効率的な時間配分が必須でした。
限られた時間での効率的な学習法
私の一日のスケジュールは非常にタイトでした。平日は会社から帰って家事(掃除・料理・洗濯)をこなし、勉強に座れるのが早くても22:30。不眠症があり、翌日の仕事に支障が出ないよう24:00までには就寝する必要がありました。
そのため平日の勉強時間は、通勤での40分と、帰宅後の1時間30分のみという制約がありました。この限られた時間を最大限に活用するため、以下のような学習サイクルを確立しました:
1週目:宅建業法のDVDを視聴 2週目:法令上の制限のDVDを視聴 3週目:その他の法令のDVDを視聴 4週目:民法のDVDを視聴
通勤時間にはテキストを読み直して暗記に努め、休日には各科目のチェックテストを解いて間違えたところを復習しました。この方法で、初めの1ヶ月ですべてのテキストの70%程度を頭に入れることができました。
休日は午前中に家事をこなし、午後からは勉強。集中力を維持するために30分程度の昼寝も必ず取り入れ、一日最大4時間程度の学習時間を確保しました。
モチベーションが高い最初の1ヶ月でスタートダッシュし、基礎知識を頭に叩き込むことが宅建試験突破の鍵です。
過去問演習で実践力を養う
2ヶ月目からは早くも過去問の難易度Aを時間を測らずに解き始めました。間違えたところはすべて解説を読み、再度テキストに戻って暗記するというサイクルを繰り返しました。
テキストを70%暗記していても難易度Aの問題でさえ結構間違えたので、テキストだけを暗記していても合格できない試験だと実感しました。問題文も選択肢も長文で難しい言葉が多いため、早い段階から過去問に取り組み、問題文を読み解く力、テキストのどの部分に関連する問題なのかを察知して答えを導き出す力を養うことが重要だと感じました。
難易度Aの過去問が終わると、次は全難易度の過去問を時間を測りながら解いていきました。この時点で難易度Aは2回目だったので、できるだけ全問正解を目指しましたが、実際は80%程度の正解率でした。
すべての過去問を2周程度解き、通勤時間には過去問のDVDを見たり、一問一答に取り組みました。ただし、月に1、2回はリフレッシュのため、通勤時間は何もせず音楽を聞いたり景色を眺めたりする日も作りました。
モチベーション維持の工夫
私が宅建を取得する目的は、資格手当がつき給料が少しアップするという単純なものでした。しかし、6月頃に社長の何気ない一言でやる気が一気になくなった時期がありました。それまで各月50時間以上勉強していたのが、6月は約20時間に落ち込みました。
それでも、それまでの努力が水の泡になるのが嫌で、やる気がない日でも「毎日最低1問は過去問を解く」「一問一答を2問でも解く」と決めて、何もやらない日を作らないようにしました。
そして、その社長の一言を逆に糧にして、「会社中誰も期待していないだろうけど、その期待を裏切って『こいつすげぇな』と思わせてやろう」という気持ちに切り替えたことで、再びモチベーションがアップしました。
宅建試験の勉強中、誰にでもやる気が下がる時期が来ます。そんな時でも、小さな目標を立てて毎日少しでも続けることが、最終的な合格につながります。
試験直前の総仕上げ
8月頃にはフォーサイトの過去問を2周終えたため、マンネリ感と「このままで本当に受かるのか」という不安が生じてきました。そこで、実際の過去問50問を試験と同じ時間で解いてみることにしました。
過去問はWebで無料公開されていますが、法改正に対応した市販の過去問集を購入し、それを繰り返し解きました。また、試験1〜2ヶ月前からは公開模試を2回受験し、予想問題集も2冊ほど購入して試験直前まで過去問・予想問題を繰り返し解きました。
周囲からは「家で予想問題を解いて40点を超え合格が確実だと思っていた人が、本番の試験会場の雰囲気に圧倒されて3年も合格を逃している」という話も聞いたので、緊張しやすい人は一度は公開模試を受けておくことが大事だと感じました。
通勤時間は、テキストを読む・テキストDVDを見る・一問一答を解くなど、飽きないように内容を変えながら学習を続けました。
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講師コメント
合格おめでとうございます!多忙な日々の中、効率的な学習を追求し、見事に合格を勝ち取られたことに心より敬意を表します。
特に印象的なのは、限られた時間を最大限に活用するための工夫です。通勤時間の活用、帰宅後の短時間集中学習、休日の効率的な時間配分など、「質のある量をこなす」という姿勢が合格への道を切り開きました。
また、モチベーションが下がった時期にも「毎日少しでも」という継続の姿勢を貫いたことが、最終的な成功につながったのだと思います。この経験で培った時間管理能力と継続力は、今後のキャリアにおいても大きな武器となるでしょう。
宅建試験は難しいと言われていますが、あなたのように300時間の効率的な学習と強い意志があれば、初学者でも十分に合格できることを証明してくださいました。この合格体験が、これから宅建試験に挑戦する多くの方々の励みになることを願っています。