
宅建士試験に挫折しかけた30代男性が転職を見据えて一発合格した体験記
マンション購入をきっかけに宅建士を目指すことになった私。仕事との両立に苦しみ一度は挫折しかけましたが、思い切った決断と集中学習で見事一発合格を果たしました。転職を見据えた宅建資格取得の道のりと、乗り越えた壁をお伝えします。
宅建士を目指すきっかけ
大学卒業後、まともに勉強せず、十年が経ちました。前から不動産業に興味を持っていましたが、今年の春に自宅マンションを購入した際、宅建士の方から重要事項説明を聞いて、冗談半分で「宅建士受けようかな」と思ったのが始まりです。
これから転職するときも有利だと考え、5月にフォーサイトの宅建講座を申し込みました。当時は宅建試験の難しさを甘く見ていたことに、後で痛感することになります。
挫折の連続だった学習初期
DVDやテキストが届いてから、早速勉強をスタートさせました。しかし、仕事が忙しく、平日はほとんど勉強時間が取れない状況でした。休日だけ公立図書館へ行って、一日8時間ほど集中して勉強する日々。平日は時間が確保できたときにDVDだけ見るという限られた学習スタイルでした。
いざ過去問題集に取り組み始めると、引っ掛け問題の難しさと自分の正解率の低さに愕然としました。「宅建試験をナメていた」と猛省する日々が続きました。
大きな決断と集中学習
平日は勉強時間が取れないまま、2ヶ月が経過。過去問を解けば解くほど、自分の実力のなさに痛感しました。休日だけ集中して勉強すると、一週間二週間空けば、せっかく覚えた知識が定着せず、またどんどん忘れていくという最悪のサイクルに陥っていました。
「今の仕事をしながら合格を勝ち取ることは不可能だ」と思い込み、7月中に退職届を出して、8月いっぱいで退職するという大きな決断をしました。(決して宅建士勉強中の皆さんにお勧めできる方法ではありません。30代独身、借金なし、彼女募集中の私だからできた決断でした。)
最後の猛ダッシュで実力アップ
もう後戻りはできません。何があっても宅建士一発合格して、次の仕事を探すしかない状況でした。9月から試験までの最後の期間は、たまにアルバイトして生活費を稼ぐ以外、すべての時間を勉強に費やしました。
集中して学習を続けると、勉強も順調に進み、今まで解けなかった問題が急にひらめいたように解けるようになりました。試験の2週間前に昨年の試験再現問題、1週間前にフォーサイトの模擬試験を受けて、どちらも39点取れたことで合格する自信も生まれてきました。
しかし、油断は禁物。気が緩んだらダメだと思い、試験直前まで通常通りの勉強を続けました。
本試験当日の戦略
あっという間に試験当日が到来。試験会場は出身大学のキャンパスという懐かしい環境でした。
試験がスタートしたら、まずギリギリの時間まで暗記した内容のキーワードを試験用紙に書き込み、窪田先生から教えられたコツで、逆の順番から回答を進めました。特に今年の45問目から50問目の出題は予想より簡単で、解けば解くほど自信がつき、最後に苦手だった権利関係の問題もクリアできました。
自分を信じて、マークシートだけ2回チェックして提出。問題の見直しもせず、自信を持って試験を終えることができました。
試験後の不安と合格の喜び
試験が終わり、気持ちが楽になって母校のキャンパスをゆっくり散策してから帰宅しました。ネットで検索したら、他予備校の回答速報で合格点の予想が38±1点だったので驚きました。
早速、出揃った回答を見て自己採点したら41点。ひとまず安心しましたが、それから合格発表まで、マークシートのミスがなかったかとずっと不安でした。
合格発表当日、機構のHPで自分の受験番号を見つけたとき、思いっきりガッツポーズをして叫びました!すぐに家族や友人に合格を報告し、登録実務研修を申し込みました。
合格を支えた学習ツールと教材
フォーサイトのフルカラーテキストは非常に見やすく、要点が絞られていて初学者の私でも理解しやすかったです。特に権利関係の難しい部分も、図解や表で整理されていて記憶に残りやすかったです。
問題集も解説が充実していて、なぜその答えになるのかが理解できました。また、「捨てる問題・選択肢」の表示があり、効率的に学習を進められたのも大きかったです。
窪田先生の講義はわかりやすく、聞き取りやすい話し方で、長時間の学習でも集中力が途切れませんでした。特に試験直前期の対策講義では、出題傾向を踏まえたポイントを教えていただき、本番で大いに役立ちました。
manabun(eラーニング)は退職後はあまり使いませんでしたが、仕事をしていた時期には通勤中などのスキマ時間に活用していました。
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講師コメント
合格おめでとうございます!多忙な仕事との両立に苦労され、大きな決断をされた勇気に敬意を表します。宅建試験は転職を見据えた明確なキャリア目標があったからこそ、困難を乗り越えられたのでしょう。
特に集中学習期間での知識の定着と、試験直前の冷静な判断力が合格に繋がったと感じます。限られた時間の中で最大の効果を出すには、緻密な計画と「スキマ時間」の徹底活用が不可欠です。通勤中の音声学習や、昼休みの短時間問題演習など、日々の細切れ時間を積み重ねることで、大きな学習量を生み出すことができます。
今後の転職活動や宅建士としてのキャリアにおいても、この学習経験で培った集中力と継続力が大きな武器になるでしょう。さらなる飛躍を期待しています!