トップ宅地建物取引士講座合格者の声合格体験記「不合格の恐怖を乗り越えて宅建合格!50代商売人のノート術で見事突破」

「不合格の恐怖を乗り越えて宅建合格!50代商売人のノート術で見事突破」

宅地建物取引士
2019年(令和元年度)合格
勉強期間
6ヶ月間
受験回数
初学者(1回目)
職業
自営業・会社経営
年代
50代
性別
男性
もくじ

30年ぶりに再会した大学時代の友人がきっかけで宅建試験に挑戦し、50代という年齢、記憶力の衰えという不安を抱えながらも、700時間の猛勉強と緻密なノート作りで見事合格。家族への姿勢を示したいという思いと、所有不動産の管理知識を得たいという実用的な目的が、苦しい学習を支え、思春期の娘との絆も深まった感動の合格体験記です。

宅建試験挑戦のきっかけ

人生の転機は思いがけないところから訪れるものです。私の宅建試験への挑戦は、30年ぶりに再会した大学時代の旧友との会話から始まりました。税理士として活躍する彼が、さらなるスキルアップのために宅建試験合格を目指していると聞いたのです。

小さな店を営む商売人である私は、宅建業界とは直接関係のない仕事に就いていましたが、いくつかの小さな不動産を所有していました。「まったく無関係ではないな」という軽い気持ちで、フォーサイトの資料を取り寄せたのが最初の一歩でした。

資料は約1ヶ月間未開封のまま。しかし、50代を過ぎた私は何か現状を打破したいという思いが募っていました。そして、ゴールデンウィークの最終日、家族に「宅建試験を受験する」と宣言したのです。この宣言が、私の人生を大きく変える決断となりました。

明確な目標設定と学習計画

宅建試験に挑戦するにあたり、「合格手帳」に3つの目標を書き込みました。

1. 自分の核となる自信を得ること
2. 家族、特に思春期の娘へのメッセージを送ること
3. 所有している不動産管理の知識を身につけること

50歳を超え、夢中になれるものがなく人生の指針を見失っていた私にとって、宅建試験は未来を切り拓くための挑戦でした。また、反抗期で勉強に向き合わない15歳の娘に、親が必死に勉強する姿を見せることで何かを感じてほしいという思いもありました。さらに、所有不動産の契約トラブルを経験し、「無知は大いなる不利」と痛感していたのです。

試験日までの計画は緻密に組み立てました。「合格手帳」を活用し、月単位、週単位、日単位のスケジュールを設定。この細かい戦略が功を奏したと思います。

【5月】全体把握と宅建業法に集中 【6月】法令上の制限とその他の法令を学習 【7月】権利関係と全体復習、各科目の過去問に初挑戦 【8月】総復習と過去問2回目、家族旅行中も朝晩勉強 【9月】過去問3回目と模試で実力チェック 【10月】最終仕上げと模試で本番シミュレーション

試験当日のルールも明確に設定しました。 ・50問目から解く ・30分で15問、60分で30問のペースを守る ・わからない問題も必ず答えをマーク ・残り10分はマークの見直しに充てる

効果的だった宅建学習法とノート術

私の学習方法の核となったのは、自作の学習ノートです。テキストを一度流し読みした後は、2冊のノートを作成しました。1冊目は宅建業法から法令上の制限、その他の法令までの3科目用。2冊目は難解な権利関係専用です。

このノートには要点をまとめ、何度も書き込みながらアウトプットを繰り返しました。この作業を計4回実施し、演習ノートにはポイントを書き込んで理解を深めていきました。確認テストは全講義で満点を取るまで何度も繰り返し、特に10月の最終仕上げ期間に大いに役立ちました。

模試は9〜10月にかけて計5回受験。フォーサイトの模試3回(うち1回は前年度本試験)と他社の公開模試1回、さらに前々年度の本試験も解きました。いずれも本番と同じ13時〜15時の時間帯に解き、試験の雰囲気に慣れるよう心がけました。

9月初めの基礎レベル模試では45点正解できましたが、中旬の本試験レベル模試では35点に落ち込み、大いに焦りました。そこで再度ギアを入れ直し、最後まで諦めずに学習を続けました。

直前まで理解できないことも多く、何度も落ち込みましたが、「わからないことに執着しない」という心構えが大切だと実感しました。この姿勢が本番で10点の得点アップにつながったのです。

宅建学習の壁と乗り越え方

勉強時間については、個人差が大きいと思います。私は要領が悪く、50歳を過ぎて記憶力も衰えていたため、人の2〜3倍は勉強しなければならないと覚悟していました。

結果的に5ヶ月半で累計700時間という膨大な時間を費やしましたが、これは恐らく必要以上だったと思います。ただ、「これだけやって不合格なら本当にバカだ」という思いが、逆にプレッシャーとなり、諦めない原動力になりました。

7月初めには大きなスランプに陥りました。覚えたことが数日後には忘れている、新しい知識を詰め込むと以前の知識が抜けていく…。特に民法の権利関係は全く理解できず、諦めそうになる日々が続きました。

しかし、「一度決めたこと」「家族に無様な姿は見せられない」という強い思いで心を奮い立たせました。思い立ってから試験日まで、1日も勉強しなかった日はなく、この継続が後の自信につながりました。

単語カードは肌身離さず持ち歩き、隙間時間を見つけては学習。娘も協力してくれて、食事時に単語カードから出題し「まだまだ甘いなぁ」と指摘してくれることもありました。

9月、10月は不安で夜中に目が覚めるほど精神的に追い詰められましたが、それだけ本気で取り組んでいた証だと思います。この間、支えてくれた妻や娘の存在は何よりも心強かったです。

宅建試験を通して得たもの

宅建試験の合格を通して、私は多くのものを得ました。「あきらめないことの大切さ」「報われる努力の実感」「勉強の苦しさと同時に味わう面白さ」、そして「執念が実を結ぶ喜び」です。

何より嬉しかったのは、娘の態度が徐々に変わっていったことです。私が一生懸命勉強する姿を見て何かを感じたのか、彼女も図書館で長時間勉強するようになり、成績が飛躍的に向上しました。思春期の娘とコミュニケーションが取れ、常に励ましてくれるようになり、親子の距離が縮まったことは、宅建合格以上の大きな喜びでした。

フォーサイトの窪田先生の語り口は、私にとって大きな心の支えでした。試験直前の励ましメッセージは心に染み入り、お会いしたことも話したこともないのに、とても身近な存在に感じられました。「先生のためにも頑張ろう」という思いが湧いてきたほどです。

manabun(eラーニング)での質問に丁寧に回答してくださった講師の方々、スタッフの皆様には言い尽くせない感謝の気持ちでいっぱいです。私の人生に勇気を与えてくださり、本当にありがとうございました。

窪田講師

講師コメント

合格おめでとうございます!50代での挑戦と見事な合格、心より敬意を表します。長年の人生経験で培われた自己管理能力と深い理解力が、難関資格の取得に繋がったことと思います。特に印象的だったのは、ご自身のためだけでなく、お嬢さんへの良きロールモデルとなりたいという強い動機です。

700時間という膨大な学習時間は、あなたの真摯な姿勢と執念の表れでしょう。そして何より素晴らしいのは、その過程でお嬢さんとの関係性が深まったことです。資格取得という目に見える成果だけでなく、家族との絆という目に見えない宝物も手に入れられたことは、本当に価値あることです。

緻密な学習計画と自作ノートによる反復学習は、記憶の定着に非常に効果的な方法です。新しい知識を既存の経験と結びつけることで、丸暗記に頼らず、本質的な理解を深めることができたのではないでしょうか。この学習経験と成功体験は、今後の人生においても大きな自信となることでしょう。

合格の秘訣Q&A
Q
50代で宅建試験に合格するためのモチベーション維持法は?
A

家族への宣言と、娘に良い影響を与えたいという強い思いが支えになりました。また、「合格手帳」に目標を明確に書き込み、常に初心を忘れないようにしました。

Q
宅建試験で最も効果的だったノート作りの方法は?
A

テキストを一度流し読みした後、2冊のノート(3科目用と権利関係用)を作成し、要点をまとめながら何度もアウトプットを繰り返しました。演習ノートにはポイントを書き込み、理解を深めていきました。

Q
宅建試験勉強中のスランプをどう乗り越えましたか?
A

「家族に無様な姿は見せられない」という強い思いと、1日も休まず勉強するという継続の力で乗り越えました。また、単語カードを常に持ち歩き、隙間時間を活用したことも効果的でした。

Q
宅建試験の記憶力対策として効果的だった方法は?
A

単語カードの活用と、家族に出題してもらうなど、アウトプットの機会を増やしました。また、理解できないことに執着せず、わかることを確実に押さえる戦略も有効でした。

Q
宅建試験本番での時間配分のコツは?
A

50問目から解き始め、30分で15問、60分で30問のペースを意識しました。わからない問題も必ず答えをマークし、残り10分はマークシートの見直しに充てるというルールを事前に決めておきました。

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